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織田信長の手紙

2018/11/18
山下 弘司
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山下 弘司
福岡県生まれ。現在金沢市在住。2001年、日本の叡智「言霊」を基本として、人をしあわせにする「名前のことだま®(命名言霊学)」を独自に開発。2003年、命名言霊学協会を創設。代表を務める。2016年「神話、ひめ、歳時記など」で日本の知恵を伝えるために名前のことだま®とは別にジパング・コード®を開設。著書『人生が100倍楽しくなる 名前セラピー (マイナビ文庫) 』。

今日は織田信長の手紙を紹介します。

ジパング・コード®の講師でソングレターアーティストの
安達充さんのブログを読んでいると、面白い記事がありましたので
今日はその内容を紹介して書いてみます。

元の内容は→http://ameblo.jp/adachimitsuru/entry-11537315418.html

信長が、豊臣秀吉の正室である寧々(ねね)に宛てた自筆の
手紙の内容です。

[原文]
「なかんづく、それ眉目ぶり、かたちまで、いつぞや見まいらせ候
折ふしよりは、十のもの廿ほども見あげ候。
藤吉郎連々不足の旨申すのよし、言語道断、曲事に候か。
何方をあひ尋ね候とも、それさまほどのは、又二たびかの剥げ鼡、
あい求めがたき間、これより以後は、身持ちを陽快になし、いかようにも
上様なりに重々しく、悋気などに立ち入り候ては、しかるべからず候。
ただし女の役にて候間、申すものも申さぬなりに、もてなし然るべく候。
なお、文躰に羽柴に拝見こひ願ふものなり」

現代語訳するならば、以下のような感じかと思います。

(専門家ではないので、雰囲気だけ受け取ってください)

「それにしても、貴女はしばらく見ない間に、
一段と美しくなりましたね。

貴女のように美しい女房をもちながら、秀吉は
しきりに不足を言っているとのことですが、
それは言語道断。

貴女ほどの妻を見つけるのは、あのハゲネズミ
(秀吉)には二度と出来ないでしょう。

これから先は陽気にふるまい、正妻らしく堂々と
かまえ、やきもち等は妬かないように。

夫を立てるのが女の役目だから、言いたいことも
ほどほどに、世話をしてやってください。
あと、この手紙は秀吉にも見せること。」

織田信長のコミュニケーションスキルより引用

この手紙は私たちが一般的に思っている織田信長の違う一面を
伝えるということで紹介されています。

最初と最後の言葉が気に入っています。

それにしても、貴女はしばらく見ない間に、
一段と美しくなりましたね。

あと、この手紙は秀吉にも見せること。

相手を思いやる言葉です。
夫(秀吉)の女好きに悩み嫉妬の中で苦しんだ寧々(ねね)に
対しての思いやりの言葉です。

秀吉に手紙を見せなさいとい信長の配慮には驚きます。

寧々が信長に会ったときにどんな話をしたのか
ともすれば疑心暗鬼になることを未然に防ぐ対応です。
この手紙は秀吉に見せなさいという思いやり。
このことが書かれていなければ、ねねもこの手紙を
見せた方がいいだろうか、見せない方がいいだろうかと
悩んでしまうかもしれません。

これを読んだ秀吉がどう思ったかも興味深いです。
秀吉にとっては信長は神ですから、ねねに対しての
大きな抑止力になったと思うのです。

ことだま的に考えれば、女性はカミの力を持っていますので
秀吉がねねの力を借りて天下を取ったと見ます。

ねねの嫉妬を抑えきれなかったら、もしかしたら秀吉は天下を
とれなかったかもしれません。
もちろん信長が本能寺で光秀に殺されなかったら、秀吉の
天下取りなどありえなかったわけですが。

今回、織田信長のねねに送ったこの手紙を読んで、
この手紙は実は日本の歴史を大きく変えるくらいの衝撃があったの
ではと思っています。

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山下 弘司
福岡県生まれ。現在金沢市在住。2001年、日本の叡智「言霊」を基本として、人をしあわせにする「名前のことだま®(命名言霊学)」を独自に開発。2003年、命名言霊学協会を創設。代表を務める。2016年「神話、ひめ、歳時記など」で日本の知恵を伝えるために名前のことだま®とは別にジパング・コード®を開設。著書『人生が100倍楽しくなる 名前セラピー (マイナビ文庫) 』。

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