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おせちに込めた家族の祈り

2019/01/03
山下 弘司
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山下 弘司
福岡県生まれ。現在金沢市在住。2001年、日本の叡智「言霊」を基本として、人をしあわせにする「名前のことだま®(命名言霊学)」を独自に開発。2003年、命名言霊学協会を創設。代表を務める。2016年「神話、ひめ、歳時記など」で日本の知恵を伝えるために名前のことだま®とは別にジパング・コード®を開設。著書『人生が100倍楽しくなる 名前セラピー (マイナビ文庫) 』。

あなたのおせちは祈りがこもっていますか?
おせちに込めた家族の祈り
 
言葉は四つの働きがあります。
 
1、祈り
2、言葉遊び
3、語呂合わせ
4、こじつけ
 
言葉遊びや語呂合わせに
祈りを込めることができるのです。
それがことだまなのです。
こめられた祈りが実現するのです。
 
お正月といえば「おせち料理」ですね。
おせち料理には創る人の祈りがこめられています。
 
おせち料理の由来はいろいろとあります。
 
季節の節目に食べる
お正月の忙しい時間にお母さんに
ゆっくりしてもらうための保存食
 
おせち料理の本質を考えてみると
お正月に行う物なので、神様と関係のあると
考えた方がわかりやすいと思います。
 
おせち料理の本質は歳神様への供え物です。
単に人が食べるものでなく、神様へお供え
して、それを下げていただく
お下がりが一番の本質です。
 
私たちの先祖は神様に供える
おせち料理に祈りを込めました。
 
どんな祈りを込めたのでしょうか?
 
子孫繁栄
豊かな食生活
邪気祓い
財に恵まれる
 
子供や子孫のために
親や祖父母は祈りを込めて
おせち料理を作ったのです。
 
おせち料理の材料を見ていると
言葉遊びがとても多いです。
 
数の子はその名の通りに
たくさんの子供に恵まれるよう
数の子の親はニシンなので
それに合わせて二親(にしん)
二親が元気でいますようにという
祈りです。
 
昆布巻きは「喜ぶ」
黒豆は「まめに働く」
田作り(カタクチイワシ)は
肥料として使うことが収穫が増える
栗きんとんは黄色を黄金にたとえました。
紅白のかまぼこは赤い色は邪気祓い
ブリは出世魚
鯛はめでたい
海老は腰が曲がっていることから
長寿の願い
 
一つ一つの素材に意味があります。
それは単なる言葉遊びや語呂合わせでなく
そこにお母さん、おばあさんがが祈りを込めたのです。
 
そしてそれを歳神さまに供えました。
歳神様はおせち料理に神様の力を
組み込んで私たちにお返しをしました。
それがお下がりです。
その時に祈った思いが実現するように
食べ物の中に歳神様が力を入れてくれました。
お下がり(おせち料理)を食べることで
祈りが実現したのです。
 
今の私たちは、先祖の願いが叶い
子孫が増えてました。
おせち料理は平安時代に始まったようです。
今のようにお正月に食べるようになったのは
江戸時代になってからです。
江戸時代の人口ってどれくらいいたか
知っていますか?
3千万人くらいです。
今は1億2千万人です。
4倍に増えましたね。先祖の祈りのごとく
子孫繁栄したのです。
 
長寿も人生100年を目指そうという
ご時世になりました。
 
物も豊かになりました。
廃棄物が問題になるくらいに
食生活が豊かになったのです。
 
これらはすべて私たち先祖の祈りの
おかげだったのです。
 
そんなおせち料理です。
お母さんの祈りをぜひ料理に込めて
いただければと思います。
 
なかなか全部は作れない家庭も
あると思います。
 
最近はおせちを外注する方が増えています。
作る料理人はきっとそのことを知って
祈りを込めて料理を作っていると思います。
 
そこにお母さんの祈りをさらに込めれば
なんと素敵なことでしょう。
 
祈りの込め方は簡単です。
一品でも手作りのものを作ることです。
おせち料理の中の何でもいいです。
それを作ることでおせち料理に祈りが
込められるのです。
 
スーパーで買ってきた市販の物の場合は
器に入れるときに祈りを込めればいいのです。
 
おせち料理の中身は昔の伝統食みたいなのものが
多く、今の若者や子供たちには不評かも
しれません。
それなら今風にアレンジするのもいいかも
しれませんね。
 
江戸時代のおせち料理に魚はあっても肉が
ないのは肉を日常で食べてなかったからです。
食べるとしても特別な物でした。
もし、江戸の人が肉も普通食べていれば
お肉もきっとおせち料理の中に入れて、
言葉遊びとして祈りを込めたことでしょう。
 
江戸時代の人たちの願いは
 
子孫繁栄
豊かな食生活
邪気祓い
財に恵まれること
 
今の私たちに必要なのは
ここに「美しさ」を追加したら
いいのではないかと思います。
心身共の「美しさ」を
祈りとしておせち料理に込める
ことができればと思います。
 
そうすると日本人は肉に優雅な
名称をつけてきた歴史があります。
 
馬=桜肉
猪=牡丹
鹿=紅葉
鶏=柏
 
花の名前を肉の名称にしてきました。
花と言えば美しさの象徴です。
 
これからのおせち料理は今までの
伝統的な素材に、新たな素材の
「美」の祈りを込めたものが
組み込まれれば、さらに素敵な
おせち料理になるかと思います。
 
おせち料理を作る人も
おせち料理を頼む人も
祈りが込められた料理であることを
思いながら、お正月を迎えて
ほしいと思います。
 
おせち料理の祈りをぜひ
子供たちに伝えるお母さんが
たくさん増えるように
ジパング・コード®を伝えているのです。

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山下 弘司
福岡県生まれ。現在金沢市在住。2001年、日本の叡智「言霊」を基本として、人をしあわせにする「名前のことだま®(命名言霊学)」を独自に開発。2003年、命名言霊学協会を創設。代表を務める。2016年「神話、ひめ、歳時記など」で日本の知恵を伝えるために名前のことだま®とは別にジパング・コード®を開設。著書『人生が100倍楽しくなる 名前セラピー (マイナビ文庫) 』。

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