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命名言霊学協会

日本語でひもとく「愛」その4~あなたの片割れと出会うこと~

「愛するってどういう意味」
日本語でひもとく「愛」その4
あなたの片割れと出会うこと
 
今年も残り時間も数えるばかりです。
平成最後の大晦日は「愛」とは
何かで締めくくります。
 
新海誠監督の「君の名は。」の
中に「黄昏時」「片割れ時」の
言葉があります。
 
この言葉の中に
「愛」のヒントが隠されています。
 
昨日、書いた記事は
神様の御霊(みたま)分けが
私たち一人一人です。
 
神様の御霊分けをビジュアル的に
わかりやすく表現しているのが
「勾玉(まがたま)」です。
 
「勾玉」って不思議な形、
デザインです。
 
形の意味もいろいろあります。
 
牙を表したもの
胎児を表したもの
魂を表したもの
 
勾玉の形が魂を表すとするなら
神様の御霊分けがどのように
行われたかがわかってきます。
 
勾玉は二つ組み合わせると
玉になります。
丸くなります。
 
太極図も陰陽の組み合わせです。
陰陽が組み合わさると丸くなる。
東洋では陰陽の組み合わせを重要視
したのですね。
 
神様の御霊分けが勾玉の形なら
それを真の玉にするためには
その片割れが必要になります。
 
それが「君の名は。」で
でてくる片割れ時のことです。
自分の片割れと出会うときが
黄昏(たそがれ)時です。
 
黄昏時は暗くなり、
相手が誰かわからない。
誰そ彼(彼はだれ?)が
語源のようです。
 
黄昏時は逢魔が時(おうまがとき)と
言って妖怪や魔物と出会う時です。
黄昏時は悪い物と出会うネガティブな
イメージもありますが、
ことだまで「ま」は「真」の意味が
あるので逢魔が時は
魔だけではなく真なる
ものとも出会えるのです。
 
人生とは自分の片割れと出会うこと。
御霊分けで地上に生まれた時は
勾玉のような曲がった玉が、
もう一人の片割れと出会うことで
本当の玉になること。
人は神様の御霊分けなので
もう一人の神様とであうことで
丸い玉になることが「愛」でした。
 
私が神様の御霊分けであることに
気づくこと、それが「愛」
そして、自分を真の玉にする
片割れと出会うこと。
それも愛なのです。
 
古代の人はそのことを無意識に
わかっていたのですね。
それを勾玉や太極図などで
教えていたのだと思います。
 
私たちが彼を求め、彼女を求めるのは
もう一人の片割れを求めて本当の
玉になりたいからでしょうね。
 
あなたの伴侶があなたの片割れで
あれば最高ですね。
また伴侶を自分の片割れとして
大事にしていきたいですね。
 
アニメ「君の名は。」があれだけ
ヒットしたのはあなたの片割れと
出会う重要性を伝えたかったのではと
思います。
片割れと出会うことを
「むすび」と表現したのです。
 
人は一人では完成しないこと。
日本神話が二人(陰陽)の行動。
「むすび」の重要性を伝えています。
 
来年は元号も代わり新しい時代を 
「むすび元年」として迎えたいと思います。
 
みなさん、よきお年をお迎えください。
来年もよろしくお願いします。

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