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100年先を見つめて日本人が作った自然の森と神社

2019/01/07
山下 弘司
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山下 弘司
福岡県生まれ。現在金沢市在住。2001年、日本の叡智「言霊」を基本として、人をしあわせにする「名前のことだま®(命名言霊学)」を独自に開発。2003年、命名言霊学協会を創設。代表を務める。2016年「神話、ひめ、歳時記など」で日本の知恵を伝えるために名前のことだま®とは別にジパング・コード®を開設。著書『人生が100倍楽しくなる 名前セラピー (マイナビ文庫) 』。

明治神宮は明治天皇の偉業を偲んで作られた神社です。
全国一の参拝数を誇る神社です。
明治神宮は歴史は浅い神社ですが、
実はすごい意味が隠されています。
 
神宮の杜を見た人が
「よく東京の真ん中にこんな大きな杜(森)が
残っていたものだ」と感動します。
 
神宮の杜は自然の森では無く
大正時代の初めに
150年後に自然の森にしようと
作った人工の森です。
 
100年前は荒涼とした
荒れ地だった神宮の森です。
大正時代の先人達が智恵を絞り
150年後には
自然の森として成長できるように
作りました。

人が手をかけなくても、
自然の森として成り立つのが
明治神宮の素晴らしいところです。
 
神社とは2千年以上の歴史をもつものが
一般的に参拝の対象になる神社です。
 
そんなことを思っていましたので、できて
まだ100年余りしか経っていない明治神宮は
参拝客は多くても、ほとんど重要視していませんでした。
 
妻と東京に一緒に出かけたことがありました。
私は講座の仕事で妻が時間が余りました。
せっかくなので妻一人で東京で有名な明治神宮に
いくことになりました。
 
夜、合流したときに
「明治神宮ってとっても良かったよ」
そんな感想もあり、重要視していなかった
明治神宮について調べてみました。
 
そこで驚くべき真実を知ったのです。
 
それが上述した人工に作った杜(森)
そして新しく作られた神社であったこと。
 
歴史のある神社の重要性は伝えていましたが
明治神宮はそれとはまた違った意味で
重要だったのです。
 
古(いにしえ)の神社が
一宮など著名な神社です。
新しく作られる神社、
それが明治神宮です。
 
新しい神社がどのように作られているのか
そのことを教えているのが明治神宮です。
 
明治神宮はその名の通りに
明治天皇を偲んで
大正時代になって作られました。
国指導とかではなく、
庶民の中から湧き上がった
思いで作られました。
11万人にも及ぶ勤労奉仕、
材木提供など日本人の多くが
共に力を合わせて作られたのが
明治神宮です。
 
世紀の和のプロジェクトが明治神宮です。
 
神宮の杜と呼ばれるように、日本では
杜は神さまが住まう場所のこと。
森は単なる自然林のことで、
意味合いが違います。
 
明治神宮を作るときに、人工で作った森を
神さまが降りる自然の杜にしていこうと
大正時代の先人が知恵を出して作ったものです。
 
150年後には自然の杜になることを
願いながら作ったのが明治神宮なのです。
実際には150年も経たず、100年あまりの
歳月で今、明治神宮は自然の杜になっています。
 
明治神宮100年祭が2020年に行われます。
東京五輪と同じ年なのは単なる偶然なのでしょうか?
 
伊勢神宮200年計画もそうですが、
それを始めた人はそのことを見ることが
できません。
神宮の杜も計画を始めた人は自らの目で
それを見ることができない。
150年先の子孫のために作ったのです。
 
大正時代とは100年、200年先を
見据えて計画を立てた時代だと改めて
思います。
 
今だけ見るのではなく、遠い未来のために
今を見ることができる重要性を多くの人が
感じていくのが新しい時代ではないかと
思うのです。
 
図(上) 100年前の明治神宮の場所
 (下) 緑に覆われる現在の明治神宮

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山下 弘司
福岡県生まれ。現在金沢市在住。2001年、日本の叡智「言霊」を基本として、人をしあわせにする「名前のことだま®(命名言霊学)」を独自に開発。2003年、命名言霊学協会を創設。代表を務める。2016年「神話、ひめ、歳時記など」で日本の知恵を伝えるために名前のことだま®とは別にジパング・コード®を開設。著書『人生が100倍楽しくなる 名前セラピー (マイナビ文庫) 』。

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