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【日本神話で魂磨き】ことだまで紐解く和のひめ神とは?⑳~おとたちばなひめVOL.2

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【日本神話で魂磨き】ことだまで紐解く和のひめ神とは?⑳~おとたちばなひめVOL.2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「私の名前を呼んでくれたあなた」

弟橘姫(おとたちばなひめ)の物語を

2回に渡ってお伝えします。(後編)

 

 

◇前回のブログ「おとたちばなひめ物語 (前編)」

 →https://kototama-himehiko.com/namae/240806

 

 

”女性の持つ力

ちいさなことを大きく出来る力”

 

 

弟橘姫は

「問いし、君はも」

(私の名前を呼んでくれましたね)

 

 

その言葉を持って海に入り

自らを供え物として

ヤマトタケルの危機を救いました。

 

 

私はこの日本神話の弟橘姫のことを

知って、女性がもっている力を

感じました。

 

 

それは「小さなものを大きく膨らませる力」のことです。

 

 

たった一言、「大丈夫か?」の

言葉を弟橘姫は大事に育み育てたのです。

 

 

ヤマトタケルにしたら、

忘れてしまったようなささいな言動

だったと思います。

 

 

自分の大事な人が危険の中に

陥っているかもしれない、ふっと出た言動が

 

「大丈夫?」だったのです。

 

 

そして名前を呼びかけた

 

「おーい、弟橘姫!」

 

 

そして、無事を確認して

 

「よかった」

 

たぶんそんな状況だったのです。

 

 

そこには特に甘い言葉も、美しい

言葉もありませんが

 

弟橘姫はその思いが嬉しかったのです。

 

 

自分のことを思ってくれている

大事にしてくれている

その思いがうれしかったのです。

 

 

私たちも人生の中でつらい状況の時に

かけてもらった一言の言葉が

人生を救うことがあります。

 

 

それは言葉としては

 

「大丈夫?」

「元気」

「がんばってるね」

 

そんなささいな言葉が 

私を大事にしてくれている

 

自分は一人ではない

もう少し生きてみよう

 

そんな思いをわき上がらせてくれる力になります。

 

 

弟橘姫が教えてくれていることは

たくさん愛されなくても

 

少しの愛を自分の中で大きくする

力があるということなのです。

 

 

今はたくさん愛されないとダメだと

思う人が多いのですが、

 

日本神話が教えているのは

少しだけ受けた愛も、

 

自分の中で大きくすることができるということなのです。

 

 

これが実は「おとめの力」なのです。

 

 

おとめとは愛されることを重視する存在です。

 

そのおとめは小さなことを大きくする

力を持っています。

それを今忘れています。

 

 

たくさん愛されること

それが必要とミスリードされています。

 

少ししか愛されなくても

それを自分の中で大きくすることができる、

 

その力を内在していることに気づいて欲しいのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは別名「子宮の力」なのです。

 

物理的、臓器の「子宮」ではなく

精神的、霊的子宮のことなのです。

 

 

霊的子宮は女性は誰しもが持っているのです。

 

 

子宮は精子を受け入れて受精すると

自分の中でどんどん大きくなります。

 

 

0.1ミリだった受精卵は

50センチの赤ちゃんとなって

胎内から出てきます。

 

実に5千倍になってでてくるのです。

 

受け取った愛が自分の中で5千倍に拡大するのです。

 

 

 

霊的子宮は 愛されたという小さな精子を

受け入れて自分の中でどんどん大きくなるのです。

 

そして愛の行動として表にでてくるのです。

 

 

そんな素晴らしい力を持っていることに

女性が気づいてほしいと思います。

 

 

 

弟橘姫は「大丈夫?」という

小さな言葉(愛)を受け入れて

 

自分の中で

どんどん膨らませていったのです。

 

 

それがたまたま自分の身と引き換えることが

できるくらい大きくなりました。

 

大きくなった愛を外に出す時、それがたまたま

ヤマトタケルが危機に陥る時だったのです。

 

海に入り自己犠牲に

なったのは結果論だったのです。

 

ヤマトタケルは妻弟橘姫の行動に

衝撃と感動を受けました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無事に千葉の木更津に着いて

弟橘姫の安否を気遣っていましたが

 

1週間後に弟橘姫の櫛が流れ着き

弟橘姫が亡くなったことを知りました。

 

その櫛を治めて神社を作りました。

それが橘樹(たちばな)神社なのです。

 

 

 

ヤマトタケルは弟橘姫が亡くなった

悲しみのためにその地を去ることができなかった。

 

それでその地を「君去らず」と呼び

それが木更津(きさらづ)の

地名の語源になりました。

 

 

 

またヤマトタケルが役目を終えて大和に

帰る時、自分の歩いた関東地方を顧みて

 

ここは我妻、弟橘姫のおかげで無事に

役割を果たすことができたと

 

関東地方を我妻(あづま)と呼ぶように

なったのです。

 

 

関東地方は弟橘姫を祭った神社が

多いのです。

吾妻神社、橘樹神社など。

 

 

このような素晴らしいひめ神の

弟橘姫(おとたちばなひめ)のことを

 

知らない人が多いので、ぜひ多くの人に

弟橘姫を知ってもらい、

 

日本女性が持っている

素晴らしい力を思い出してほしいと願っています。

 

 

ちなみに美智子上皇后様は

昔、自分が感動した本の説明として

 

「古事記の弟橘姫」の話を英語で

スピーチされています。

 

興味のある方は検索して見てください。

 

(おわり)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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