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命名言霊学協会

「はい」のことだま

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「はい」のことだまの効用
 

今日は「はい」のことだまについてのお話しです。
 
子供には「はい」を
教えると行動できる子供になると
いわれています。

本当にそうだなと思います。
もちろん子供だけでなく大人も
ちゃんとした「はい」が
言えるようになるといいです。
 
また「はい」は漢字で
「排」「配」「背」「輩」の
意味があり、感謝や気配り
強い意志などが現れるので
使いましょうとも言われています。

ここではなぜ「はい」がいいのかを
ことだま、音の意味からひもといてみます。
 
「は」は羽、翔く、葉などの意味を持ち
上に向かって勢い良く(早く)
広がって行く働きです。
広がって行く時に周りに希望を与えます。
肯定的になる働きを持っています。
それが「は」のことだまの力です。

そこから出て来た言葉が
「晴(はれ)」「春(はる)」です。
晴れ渡った澄みきった空は私たちに
元気と希望を与えてくれますし、
一斉に植物が花開く
春の季節も希望の季節なるわけです。
 
「は」は動き出すことだまの
働きもあります。
 
「晴れ」も今は天気記号ですが、
もともとは雨が上がって外に出る
ことを「晴れ」と呼んでいました。
 
外に出て、日頃の成果をお披露目するのを
「晴れ舞台」といいますし、
特別な時に外に着ていくものを
「晴れ着」ともいいます。
 
動き出すことだまがが「は」なのです。
赤ちゃんもうごきですことを
「はいはい」と言いますし。
 
日頃使う何気なく使っている言葉の
「はい」もことだまの意味を知って
使うことで、動き出す力が出てきて
周りにも希望を与えることができますし、
自分も希望的に
なれるわけですね。

歯切れの良い「はい!」という
返事は聞いていても気持ちいいですし、
まず自分自身が元気に肯定的になれます。
 
この話を以前、家庭教師をしている
男性にお話をしたら、とても共感を
していただくことがありました。
 
その方は医学部や難関校合格を目指す
受験生の家庭教師と併せて
不登校の生徒の家庭教師をしています。
 
彼が言うには、
 
先生、今日の「はい」のことだまの話、
よくわかります。
不登校の子って、「はい」って言わないんです。
何か言っても、「あ~」とか「う~」とか
黙るとか、ほんと「はい」と言わないんですよね。
だから動けないんですね。
なるほどと思いました。
 
行動を起こせない時は
「はい」という言葉が出てこないのです。
 
口癖で自分を変えるということが
言われていますが、
「はい」を口癖で言えるようになると
行動的になるし肯定的な人間になれます。
 
形から入ると言うこともあるので、
今、動けない状況で、動きたいなと
思うようなら、まず、何事に対しても
「はい」の言葉を言うようにすることで
次第に動けるようになります。 
 
たかが言葉ですが、されど言葉でも
あります。
素直に実践すると結果が出てきます。 
 
また、「は」は歯切れよく言わないと
「は」の裏の働きの失望、落胆の現象が起こるので
気をつけましょう。
歯切れよくない「は」はとは
間延びした「はーい」や
「はいはい」などのいいかたです。
 
心のこもっていない「はい」も裏の働きに
なります。
あの人返事だけはいいからねと言われないようにも
しましょう。

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