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命名言霊学協会

忙しいを口癖にすると大変ですよ

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「忙しいを口癖にすると大変ですよ」
 
今日は「忙しい」のことだまについて
書いてみます。
 
「忙しい」という言葉。
結構知らずに使っているんじゃないでしょうか?
 
漢字で「忙」は心を亡くすと
書くので忙しくしていると
心を亡くしてしまいますと
言われる言葉です。

今日は「忙しい」の口癖がどんな
影響を与えるかについて
書いてみます。
 
「いそがしい」で重要なことだまは
「い」と「そ」です。
 
「い」は命を意味し「い」がつく言葉
「息(いき)」「稲(いね」「家(いえ)」などは
まさしく日本人が命の源のものと考えてきました。

ことだまでの意味での「い」は「命」
そして「そ」は
疎、削ぐ、殺ぐの意味を持ちます。

実は「忙しい」という言葉は
使えば使うほど命が削れていくのです。
命が亡くなるので、漢字の「忙しい」と
同じ意味合いになります。
 
日頃から忙しい、忙しいと
口癖にしている人は知らないうちに
命が削れてしまうわけです。
力がなくなってきます。
できれば使わないように
すると良いでしょう。
 
ただ仕事をしている人は
実際は忙しくないと困ってしまいます。
だから本当は忙しいことが大事なのです。
 
でも自分からは忙しい、
忙しいと言ってはいけません。
 
相手から「お忙しそうですね」や
「忙しくしてますね」と聞かれたときに
初めて「おかげさまで忙しくしています」と
言えばいいのです。
そうするとどんなことが起こるかと言えば
「そ」のもう一つのことだまが働いて
きます。
 
「そ」は疎や削ぐ、殺ぐ意味と共に
礎、基礎の意味があります。
 
土台になるということです。

忙しくすることが自分自身に
経験として積み重なっていく
ことになるわけです。

自分からは言わないで
相手から問われたときに初めて活きてくる
言葉、それが「忙しい」です。
 
忙しいという言葉は自分から発すると
自分の力がなくなる言葉ですが、
「おかげさま」をつけてお返しすることで
忙しいことが土台となり力が積み重なる
すてきな言葉でもあります。

「忙しそうですね」の問いかけに

「おかげさまで忙しくさせていただいています」

 そう答えることで生きてくることだまです。
 
単に「おかげさまで」と話しても大丈夫です。

使い方を間違わなければ
命の基礎、土台になる言葉が
「忙しい」なのです。

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