神奈川県のことだま師 稲葉優子です。
あっという間に本当に今年もあと僅かですね。びっくりです~~。
本当に今年は大、大、大変化の年でしたね。
人の力の及ばない事態が発生した時、よりどころとなるのは
目にはみえなくても、
きっとあるであろうと信じる大きなチカラ。
そうやって私たちのご先祖様も、危機を乗り越えて来てくださった事で
きっと今、
私達がここに居るのでしょうね。
先日、横浜で時間が出来たので
「横浜のお伊勢さん」こと伊勢山皇大神宮をお参りしました。
帰り際に
「まことの道【師走】十二月」と書かれた掲示物に目が留まりました。
神は人の敬によりて威を増し
人は神の徳によりて運を添ふ
意味は、
神様は 人間の尊び敬う心によってそのお力を増し
また人間は 神様のお力をいただいて運を開く
この文、夏に相模国一宮の寒川神社を参拝した時も見かけまして
かなり印象に残っていました。
北条泰時が定めました、武士の法律といわれる「御成敗式目」の第一条だそうです。
古代からの日本人の信仰心を端的に表したこの言葉は
「神様と人とは一方通行ではない、お互いがお互いを高めあう存在である」
という意味だそうです。
『一方通行ではない』って、何だかうれしいですね。
全 五十一条から成る御成敗式目。
「51」という数字は
「17」を「天地人」を表す意味の3で、3倍したものだそうです。
御成敗式目についてさらに検索していましたら
箱根神社のHPにも出会いました。
御成敗式目の「起請文」(神仏に捧げる願文)には、
梵天帝釈・四大天王、惣日本國中六十余州大小神祇、
別而伊豆箱根両所権現・三島大明神・八幡大菩薩・
天満大自在大神・部類眷属・神罰冥罰各可罷也、
仍起請文如件。
とあり、
箱根神社は願いを捧げる神仏の筆頭にあげられているのだそうです。
年末年始、神社にお参りに行かれる機会も多いと思います。
神様は 人間の尊び敬う心によってそのお力を増し
また人間は 神様のお力をいただいて運を開く
ぜひ、思い出してみてください。
神様のおチカラをいただきながら
それぞれが出来る事をみんなで努力し、
よい年にして行きましょう。
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