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命名言霊学協会

パブリックイメージと実像~星野源さんのことだま(丸田みどり)

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星野源さん、いまや押しも押されぬポップスターです。
男性シンガーのアルバム売れ行きが長期ナンバーワンになるのは
ほぼ8年ぶりとYahoo!ニュースでも話題になっていました。
かくいう私もアルバム「POP VIRUS」を買った一人です。
ポップで聴きやすいアルバムですが、
音作りや言葉の面白さが引き立って
ついつい何度もリピートしてしまう
これは私の個人的感想ですが。
さすがの技あり!という感じです。

星野源さんは、かつて「イケてない福山雅治」なんて
かなり失礼な称号をつけられたこともありました。
二人ともトークの面白さや歌やお芝居など多彩な才能で
楽しむことの天才のイメージ(あくまでも)。

ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の平匡さん。
ドラマ「コウノドリ」のクールな四宮先生。
バラエティ「LIFE!」や「おげんさん」
ふり幅の広さも星野源さんの魅力です。

よく知られていることですが、過去にくも膜下出血で倒れ、
ツアーを中止したこともありました。
そんなことも見た目にはさらっと乗り越えた感すらあります。

が、エッセイを読むとそんなパブリックイメージとは
違う本来の顔も見えてきます。
「そして生活はつづく」(文春文庫)という一冊。
その中に「私は生活が嫌いだったのだ」という一文が。
意外かもしれませんが、一種の虚無感を抱えて
生きてきた人という一面が見て取れるエッセイなのです。

キーワードは「生活

覚えておられるでしょうか?
紅白でも歌われた「アイデア」
(NHK朝ドラ「半分、青い」のテーマ)
歌いだしは
「おはよう 世の中
夢を連れて繰り返した 湯気には生活のメロディ」

星野源さんのことだま「け(げ)」
「け」は日常(ケの日)
普段の変わらない「生活」の中の
「何か」を音と言葉で伝える人。

「ん」はステップアップ
アルバム「POP VIRUS」の中の一曲に
「命は続く、日々のゲームは続く
君が燃やす想いは 次の何かを照らすんだ」という
フレーズがあります。
彼の歌は大袈裟な応援ソングではないけれど
「ここで終わりじゃない」と「上がり」を示唆している。
それもステップアップ。
(*「げ」は濁音、それは本来の意味がさらに強調されます)

器用に何でもこなしているように見えて
歌やお芝居、バラエティとアプローチは異なっても
嫌いだった「生活」を楽しみたいといつも
試行錯誤している人という実像も見えてくるような…。

いかがでしょうか?
この記事を読んでいただく中には
大ファンの方もいらっしゃるでしょうし
共感も「それは違うよ」というご意見もあるでしょう。
あなたのご感想などもいただければ嬉しいです。

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