名前のことだま®を学ぶ人・実践する人を育成し、世界に向けて「和の精神」を広げる
命名言霊学協会

私を勇気づけ、活気をよみがえらせてくれる「き」のことだま(丸田みどり)

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こんにちは
大阪のことだま師Ⓡ丸田みどりです。

8月ももうすぐ終わりですね、秋からの予定は決まりましたか?
学生さんは新しい期に入る時期、休み明けって少し緊張しませんか?
子供の頃の私は、そういうとき緊張してしまう方でした。

そんな私が投稿する今回の記事、テーマは「私が好きが名前のことだま」です。
嫌いな名前があるのか?と問われると、それはありません。
どんな名前にも意味があり、役割があり、命があります。
ですので、あらたまって「好きな名前」というテーマを掲げられた時
正直言えば迷ったことも事実。

ですので、今回は私にとって忘れられない人の名前を挙げることにしました。
「きょうこ」さん、「き」のことだまを持つ人です。

彼女はもうこの世にはいません。
20代半ばにして、生まれたての子供を残して旅立ちました。
私が生まれて初めて友達と遊ぶ写真、そこに登場するのが「きょうこ」さんです。
このままずっと一緒に年を取るもの、あたり前にそう捉えていましたので
当時は受け入れがたい事実でした。
しかもその一週間前には電話で話しています。
私に「話したいこといっぱいある」そう言っていた彼女が何を伝えたかったのか
それがわからず、長年悩んだこともありました。

休み明け、緊張が抜けない私を毎日自転車に乗って迎えに来てくれて
そのまま一緒に学校まで。
そんなことをただ明るく続けてくれた人です。
大学生になって下宿し、強がりながらも不安だった私に会いに来て
家族に私のことを「大丈夫だから」と伝えてくれたのも彼女。
助けられた記憶の方が多いのです。

「き」のことだまの人はひと言でいえば努力の人。
桧が荒れ地の方が雄々しく育つ木であるように、彼女もまた努力家でした。
「器用貧乏だから」といいながら、たいていのことはクリアする人でした。
また「気」の人でもあります。
その雄々しく成長した木の陰で人を癒してくれるような
「活気」をよみがえらせてくれるような人でした。

数々の記憶と共に、「き」の音の持つ意味が私の中に響いてきます。
時にはへこたれないぞという勇気をくれて、時には癒しもくれる。
もう会えなくとも、彼女と出会ったことは私の中の宝物です。

彼女が何を伝えたかったのかというより、彼女の存在が私に与えて
くれていたことに気がついたのは「名前のことだまⓇ」を学んでから。

私が彼女に「み」の音をプレゼントできていたのかどうか、
それは確かめようもありません。
しかし、互いに笑い、泣き、学び、時には喧嘩もしながら
ほぼ四半世紀は一緒にいたわけですから、与え合っていたと思いたいです。

「きょうこ」さん、いいえ「きーちゃん」
(彼女は私を、みーちゃんと呼んでいました)
とても大事な人との出会いがあったことに、深く感謝をしたい。
それが私がこの名前をブログ記事として選んだ理由です。
本日の記事、お読みいただきありがとうございます。

私、丸田みどりの「ことだま師Ⓡ」としての活動は命名言霊学協会のホームページや
私個人のホームページをご訪問くださいませ。
「ことのはひらり」
https://kotonoha-hirari.net/
「命名言霊学協会プロフィールページ」
https://kototama-himehiko.com/namae/maruta-midori

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