名前のことだま®を学ぶ人・実践する人を育成し、世界に向けて「和の精神」を広げる
命名言霊学協会

「空気を読む」空気とは?(丸田みどり)

ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

こんにちは
毎月28日のことだま師(R)ブログは
大阪の丸田みどりが担当しています。

今月はフリーテーマということで、最近気になった言葉などを。

ドラマ「凪のお暇」から
「空気を読む」

このドラマ観ておられましたか?
あの結末は?とドキドキして最終話を観たという
方もおられるのでは?
ネタバレになるので(まだ配信で観る方もいるでしょうし)
結末については詳しくお話しません。
で、
「空気を読む」
その「空気」ってなんだ?
読まなければいけないのか?
読んだらどうなるのか?
重い空気
軽い空気
切ない空気

このドラマを観ていなかった方でも

「空気を読む、空気を読め」という言葉はご存知かと思います。

もとからあった言葉ですが
空気を読めない「KY」という言葉が一般的になった
2007年ごろから頻繁に使われるようになったとか。

では「KY=空気を読めない」のは悪い事なのか?
といえば、そんなことありませんよね。

だいたい「察する」という意味を持つ言葉ですが
多用されすぎて、それがあたりまえのようになり
空気を読めない人=ダメ という公式のようなものに
縛られてしまう、そんな傾向すら見え隠れ。

「凪のお暇」でも「空気を読む」ことを自分に義務付けて
自分が本当にやりたいこと、言いたいことを抑え込んでしまう。
さらには、空気を読む自分が本当の自分だと思い込む。
「空気を読めない」自分には魅力が無い。
人に好かれるどころか嫌われるのでは?
次第に自分で自分を追い詰めてしまう人々が描かれました。

「場の空気」を察することと
「相手の顔色をうかがう」ことはイコールではありません。

「私が、私が」の自己主張は激しすぎては角が立ちますが、
抑えすぎ謙虚すぎもまた自分を追い込む元になります。

主人公「凪(なぎ)」

「な」のことだまが意味する成長の秘訣は目標達成

目標が見えず、何もかもリセットしたくて生活を変えてみた凪。
でも、最初はほとんど変わらない。
それは、自分軸で生きていなかったから。
他人の顔色をうかがうばかりでは、目標なんて定まらない。
しかし、引っ越した先に住む人々とのふれあいから
一足飛びにとはいかないまでも、いい感じに変わってきましたね。

では、あなたはいかがですか?
「空気を読む」に縛られて、自分の気持ちを見失っていませんか?

SNS疲れと呼ばれる現象もこの「空気を読む」と関係があるような。
「ここでこうコメントしなければいけない」
「楽しそうな投稿をしなければいけない」
「~ねば」「~べきだ」「~でなければいけない」
ほら、自分を縛っている。

何もかもぶっちゃければよいというわけではありませんが、
気の使い過ぎも気疲れを起こし、そして止めてしまう原因にもなります。

こうしてみると現代は多くの人が
「空気を読む」という行為よりも言葉に縛られている気がしますね。

空気はふわっと軽いもの。
ドラマの中では「空気は読むものではなく、吐いて吸うものです」と出てきます。
あたりまえのことですが、本当にその通りなのです。

現代は気疲れの時代。
少しでも心を軽くするために「疲れた空気を吐いて新鮮な空気を吸って」
心身を整えたいですね。
それが「健康」の証しだから。

いかがでしたか?
この記事についてのご感想などもいただければ嬉しいです!

私、丸田みどりのホームページ
「ことのはひらり」
40代からの人生の主役マインド作りをお手伝い
https://kotonoha-hirari.net

ことだま師(R)としての紹介ページ
https://kototama-himehiko.com/namae/maruta-midori

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です