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命名言霊学協会

ことだまで見る個性② ヴァンジャケット

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ことだまで見る個性の二回目です。

今日はヴァン、ジャケット創始者の石津謙介さんの言葉を借りて
個性について考えてみます。

私の学生時代はヴァン、ジャケットは憧れの的でした。
そのヴァンが倒産したニュースを聞いたときはショックだったことを思い出します。

石津謙介さんは次のように語っています。

ビジネスの場での正しいスーツの定義はたったひとつ。

目立ってはいけない。ビジネスの服装に個性は不要です。

不要というより、あってはいけない。

個性は服にではなく、その人の仕事や人間性にこそ表されるべきです。

個性は服でなく、仕事や人間性で表されるもの。

個性は外見や持ち物から産み出されるものではないけど
時折、勘違いしてしまうこともあります。

だから昨日書きました なんちゃって制服 のように
同じ服を着ていると個性がなくなってしまうと思ったりもするのです。

髪の毛を金色にしたり、奇抜な服装をしたり
外見の違いで個性を出そうとしたりするのも個性の発揮の仕方の勘違いのようです。

個性とは服や持ち物のように身につけたり、装ったりするものでなく
内面からにじみ出てくるものです。
仕事や人間性で作られるのが個性と言えるでしょう。

ことだまは個性のことを「に」のことだまで表しています。
「に」は煮ること。ぐつぐつ煮て作る「煮物」を連想してください。

いろんな具材が時間をかけて煮ることで
具材の味が溶け合い独特の味が出てきます。

時間や何を入れるかで煮物の味は違いがでてきます。

人にたとえれば個性とは煮物のようなものでしょう。
いろんな体験、経験、知識などがその人の中で溶け合い
時間をかけることでその人独特の個性が生まれてくる。

付け焼き刃や一夜漬けのように一朝一夕に出来てこないのが
個性です。時間をかけてゆっくり創り上げていくものです。

そして個性の作り方が日本の文化の中に残っていたのです。
それについてはまた日を改めて書いてみます。

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