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命名言霊学協会

男の子の名前がおしえる2018年 蓮(れん)

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平成最後の12月
男の子の名前がおしえる2018年
 
流行の名前でわかる日本の世相、時代の流れ
 
子供の名前とは不思議な物で、時代の映し鏡みたいな
ものです。
 
女の子の名前は最近は「子」がつきませんが、
このブログを読んでいる方の多くは昭和生まれの
方と思います。女性の方の多くは「子」の名前が
つく方ではないかと思います。
 
最近は「子」がつかず「香(か)」「菜(な)」
などの「あかさたな~」が多いです。
それも名前のことだまからは明確に意味がわかるのですが
今日は、それとは別に男の名前で2018年、またこれからの時代の流れを読んでみましょう。
 
名前ランキングは明治安田生命保険が発表している
データーを参考にしております。
 
昨日、書きましたが、 
明治安田生命保険が出した
2018年赤ちゃん名前ランキングの
1位の名前は次の通りです。
 
「結月(ゆづき)」
 
2位 結愛(ゆあ)
3位 結奈(ゆな)
 
以上のように「結(ゆ)」をつけるのが
はやりになっています。
 
それは結(ゆ)の名前のことだまが意味する
一緒にやる、助けやってやることを時代が
求めているということですね。
 
それでは男の名前は何を教えているでしょうか?
 
今年の男の名前は1位は
 
「蓮(れん)」です。
 
この名前は漢字の意味よりも、
ひびきの「れん」に焦点をあてると
わかってきます。
 
昨日は最近は「ゆ」の音の名前が多いなと
感じていると思いますが、「ら行音」も
多いと思いませんか?
 
「蓮(れん)」
「稜(りょう)」
「怜央(れお)」
 
など。ら行音が多いのも最近の
名前の特徴といえます。
 
古代の日本語(やまとことば)の特徴は
何かといえば、ら行音で始まる言葉が
ないことです。
 
ら行で表す物、事象がなかったことを
教えているのです。
 
ら行音以外のことだまはすべて事象を教える
ものがあります。
 
ひ=日 き=木 め=目 て=手
 
などです。
でも、ら行音の「ら」で始まるもの
「り」で始まるものがなかったのです。
 
「らっぱ」「りんご」「るり」など
今では普通の日本語にもら行音で始まる
言葉はあります。
でもこれらのことばは途中、外国から
入ってきた言葉なのです。
途中と行っても古い物は千年以上の歳月が
経っています。
やまとことばとは漢字が入ってくる前ですから
1500年以上前には「ら行音」で始まる言葉は
なかったということなのですね。
 
そうすると「ら行音」には外国との関係が
深いことだまと見ていくのです。
 
名前のことだまはら行音は20世紀と21世紀では
働きが変化したとみています。
20世紀まではどちらかといえば外国に行く、
外国の文化を身に付ける、学ぶ働きが強く
出ていましたが、21世紀以降はその働きが
変わってきています。
 
外国に日本文化を発信する、それがら行音の
名前の働きになっています。
 
そのために日本文化を知る必要が出てきたのです。
今、多くの人が神社、伝統文化など和や日本に
興味を持ってきているのは「ら行音」の働きと
いえるでしょう。
 
「蓮(れん)」に代表するら行音の名前が
増えてきたのは日本文かを知り、世界に発信
しましょうと教えているのです。
 
世界に目をむける若者を日本人が求めている
そいういうことです。
 
明日は男の名前からわかるもう一つの時代の
流れにについて書いてみましょう。

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