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名前で紐解く⑦ 「の」 茨木のり子

2018/12/14
山下 弘司
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山下 弘司
福岡県生まれ。現在金沢市在住。2001年、日本の叡智「言霊」を基本として、人をしあわせにする「名前のことだま®(命名言霊学)」を独自に開発。2003年、命名言霊学協会を創設。代表を務める。現在、各講座を通して「名前のことだま®」を普及活動している。著書『人生が100倍楽しくなる 名前セラピー (マイナビ文庫) 』(毎日コミュニケーションズ 2009年7月発売、2014年2月文庫版発売)

名前を紐解くシリーズ七回目です。
今日は詩人の茨木のり子さんの「の」について書いてみます。

「汲む ~Y・Yに~」(茨木のり子)

(前略)

初々しさが大切なの

人に対しても 世の中に対しても

人を人と思わなくなったとき

堕落が始まるのね

墜ちてゆくのを隠そうとしても

隠せなくなった人を何人も見ました

私はどきんとし そして深く悟りました

大人になってもどぎまぎしてもいいんだな

ぎこちない挨拶 醜く赤くなる

失語症 なめらかでないしぐさ

子供の悪態にさえ傷ついてしまう

頼りない生牡蠣のような感受性

それらを鍛える必要は少しもなかったのだな

年老いても咲きたての薔薇

やわらなかく外に向かってひらかれることこそ難しい

あらゆる仕事 すべてのいい仕事の核には

震える弱いアンテナが隠されている きっと・・・

震える弱いアンテナ・・・

いくつになっても初々しさを忘れないこと、そのことが
大事である、そう伝えています。

この詩を読んだときに本当にその通りと感じて
大人になってもどぎまぎしてもいいんだなと
感じるこの感性の素晴らしさを見ました。

私も何百回と人前で講義をしていますが、やはり初めての
人には緊張します。
それでもいいんだ。慣れてしまったらもうおしまい。
そういうことなんだと再確認しました。

初々しさ、この感性は決してなくしてはならないもの
だったわけです。

すべてのいい仕事の核にあるもの
それは震える弱いアンテナ・・・初々しさ

新しい人にドキドキする、新しいものにワクワクする
そんな子供の時に持っていた初々しい感性
何時の時にも必要だし、そしてそれからすばらしい仕事が
うまれてくるものです。

ことだまの世界もそれに通じます。
日本人がどうして「水」を「みず」と名付けたのか、
春に咲く花をどうして「さくら」と呼んだのか、
古代の日本人に思いを馳せるときに私はワクワクするのです。

新しい人と出会うときにドキドキします。
新しい人との出会いがあります。ドキドキです。

茨木のり子さんの「の」のことだまは
「伸ばす」ことを意味します。

伸ばして大きく成長していくことを教える人です。
大きく成長していくときに大事なことは
「のびのび」とした自由さです。
そしてもう一つが「ルール、規則、法則」です。

自由と規則は相反するもののようですが
人が成長して行くにはどちらも必要な事です。

名前の場合は女性で多かった「のりこ」

漢字で表すと

則子、法子、典子、規子、倫子、範子など
不思議と規則、法則の漢字をつけています。

「のりこ」は私たちに成長するルール、法則を
教えてくれていると言えます。

茨木のり子さんは私たちに必要な物

「震える弱いアンテナ、初々しさ」

それを教えてくれているようです。

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山下 弘司
福岡県生まれ。現在金沢市在住。2001年、日本の叡智「言霊」を基本として、人をしあわせにする「名前のことだま®(命名言霊学)」を独自に開発。2003年、命名言霊学協会を創設。代表を務める。現在、各講座を通して「名前のことだま®」を普及活動している。著書『人生が100倍楽しくなる 名前セラピー (マイナビ文庫) 』(毎日コミュニケーションズ 2009年7月発売、2014年2月文庫版発売)
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