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命名言霊学協会

氏名は使命5 名前に秘められた親の思い 画数の命名

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今日は氏名は使命の5回目です。
名前には親の思いが込められています。
それは親の大事にしている価値観であったり
その時代を反映した名前だったりするものです。

漢字の意味に親の思いを込めて命名したやり方に
新しい命名のやり方が加わりました。

それが漢字の画数による命名です。
今でも根強い人気を持っています。
漢字の意味は全く無視して漢字の画数の持つ意味で
命名する方法です。

画数による命名法はある意味画期的です。
漢字の意味を無視して画数持つ働きを名前に込めたわけですから。
もちろん漢字の意味は無視するといってもイメージの良い漢字を選んで
付けていきます。

苗字はあらかじめ分かっていますので
名前の画数を計算して苗字の持つ画数と合わせて
吉数を探して命名します。

私の名前も画数を参考にして付けられました。
「山下弘司」で漢字の画数で言えば16画です。
大吉の数字です。

私の名前は祖父がつけました。
孫の名前をつけるのは祖父は嬉しかったと
話していました。
祖父が信奉している弘法大師に因んでつけました。
最初は「弘」一文字を名前を候補にあげたそうです。

つけようと思った孫の名前を人に相談したところ
画数が悪いと言われたそうです。
孫の幸せを願っていた所に名前が悪いと言われれば
気になるものです。そこで良い画数の16画をすすめられて
11画の山下弘に5画の司を加えて山下弘司になった経緯があります。

9歳の時に祖父から名前のエピソードを聞いて心に残りました。
祖父が弘法大師のようにあって欲しいことと
吉数の画数を選んで孫の幸せを願ったわけです。

画数による命名法が出てきて思わぬ問題が出てきました。
それは名前にいい悪いがでてきたことです。
名前をいい、悪いで見ていく吉凶判断が名前に現れてきました。

漢字の意味でつける命名法の時は名前の好き嫌いはあったと
思います。自分の名前は好き、自分の名前は嫌いとかいう
感覚はたぶんあったでしょう。
でも自分の名前は悪い、自分の名前は悪いなどは無かったはずです。

名前のいい悪いの画数による吉凶判断は名前に対して大きな影を
落としました。それが自分の名前は悪いから変えるという改名です。
名前を嫌いな人の理由の一つに姓名判断で悪いと言われたことがあります。

この名前は結婚運が悪い、家庭運が悪いなどです。
悪いという表現はきついので結婚運が薄いなど柔らかく表現したりしますが、
吉凶であることに代わりありません。

私が名前のことだまを伝え始めた頃は結構漢字の画数が悪くて自分の名前が
嫌いであるという人がいました。

漢字の持つ意味を名前に込めた命名から漢字の画数も持つ意味に
名前を込める命名の流れが名付けにはあります。

漢字の意味にしても画数の意味にしても根っこは親が子供に幸せになって
欲しいという願いがあります。

そして画数の意味から今度は音による命名の時代に変わっていきます。
この件については明日書いてみます。

それでは明日をお楽しみに。

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