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命名言霊学協会

氏名は使命7 名前に秘められた親の思い 音の意味

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音に意味がある「音義説」は学校教育で教えていません。
そのためほとんどの人は知らず、また語呂合わせのような言葉遊びとして
捉えられたりして信頼性が高くないのが現状です。
ただ私が音義説を参考に音に意味がある「名前のことだま」の五十音として
体系化して実際に伝えてみると
多くの人たちの共感を得ていただきました。
学校でもこんな風に日本語を教えてくれたら
国語、日本語を好きになれたのにと多くの方から感想をいただきました。

音に意味がある考え方は参考として知っておくだけでも
生活で役に立ちますのでオススメします。

それでは音の意味で名前を見てみましょう。

たとえば女の子で多かった下が「子」の名前について。

※名前のランキングは明治安田生命の名前ランキングを参考にしています。

「子」がつく名前は大正、昭和と人気のある名前でした。
それが昭和57年(1982年)、「裕子」の名前が
ベスト1位になって以降、二度と一位になることがありませんでした。
昭和60年(1985年)に同じ「裕子」がベスト10に入ったあとは
「子」の名前はベスト10からも消えて現在に至ります。

大正、昭和と80年以上人気のあった「子」の名前が少なくなった
理由をことだまで紐解いてみます。

「こ」の音は「固、凝る」の意味を持ちます。
固くなる、凝縮して形になる意味があります。
ことだまでは「こ」の意味は現実(生活)、物の豊かさを表すと
見ていきます。

「子(こ)」の名前が多く付けられたのは物が必要、
現実や生活が大事な時代であったことを教えたわけです。

物が豊かになり、現実や生活が満たされる大事さを教えてくれているのが
「こ」のことだまと言えるのです。

不思議なことですが物が豊かになり、
どちらかと言えば物より見えないもを大事にする頃から
「こ」の名前が減ってきます。

「こ」に変わって増えるのが「か」「な」などのあ列の音です。

あ列の音は心の豊かさ、目に見えないものを表す音です。

物、見えない物に価値を置くのが「お列」です。
人の価値を学歴、収入、家柄などで見ることです。

「あ列」は目に見えないものに価値を置きます。
人の価値を人柄、性格、信条などで見ることです。

名前が「こ」から「か」に変わったのは
物から心へ時代が移り変わったと言えます。

奇しくもNHKラジオで「こころの時代」が始まったのが
「こ」が最後の輝きを放った1982年であったのも
それを教えているようです。

名前の音からその時代背景を読むことができます。
流行の名前は時代を教えていると言えるでしょう。
昭和の後半までは漢字の意味がそれを教えていましたが
昭和後半から平成に入るころは音の意味がそれを教えてくれます。

音の意味を知る時代になっているのではと思うのです。

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