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命名言霊学協会

日本神話から学ぶ令和の知恵③ ~使命は信頼である~

日本神話から学ぶ令和の知恵③

「使命は信頼である」

日本神話のキーワードは
「使命に生きる」です。

 

私は名前のことだまを通して使命に
生きる大事さを伝えてきました。

「使命」を大変な物、やりたくないもの
そんな風に捉える方がいます。

「使命」の話をすると、
「使命はやらないといけませんか」
こんな質問をする方がいました。

この質問を聞いて、
「ああ、この人は使命を
いやいややるもの
またはやりたくないものを無理矢理
お願いするもの」
そんな風に感じたものです。

使命は外から来る自分への働きかけのことです。

自分でこれをやりたいというのは
「使命」ではなく「目標とか夢」とかいいます。

この「使命と夢」をごっちゃにしている人も
結構多いのです。

これが私の使命ですと
自分のやりたいことを「使命」と勘違い
している人もいます。

使命は外からの私への働きかけ
言葉を変えると使命は「依頼」とも
いえます。

人が自分に対して願う依頼のことです。
依頼は自分で決めるものではなく
相手が決める物です。

相手から来る依頼を受け取って始めて
動き出すように、
使命を受け取って始めて動き出せるのです。

使命とは相手から呼びかけなのです。
聖書では使命のことをコーリング
神からの呼びかけと書いてあります。

聖書も日本神話も基本は
使命に生きるなのですね。
お願いする、依頼する立場になって
考えてみるとわかると思います。
私たちが人にお願い、依頼をするときに
できる人、やってくれそうな人に
お願いします。

例えば私がセミナーの案内を誰かに
お願いしようとしたら、まずは
案内してくれそうな人、
そして案内できる人脈を持って
いそうな人に案内をお願いします。

案内できそうもない人にお願いしませんし
案内する対象もいない人にお願いもしません
使命とはそれと同じなのです。

私に与えられた使命を実現できる
可能性を信頼して使命は与えられるのです。
その使命をどうやって知るのでしょうか

また、果たして私に使命があるのか
名前のことだまは名前を見ていきます。

名前を氏名というように
氏名から使命がひもとけるのです。

「氏名は使命」は言葉遊びです。

でもこの言葉遊びに魂がこもると
「氏名は使命」になり、この言葉に
魂、命が入るのですね。

神話に登場する神々も名前があります。
その名前に使命のヒントが隠されているのです。
国作りをする
イザナギとイザナミは国作りを自分から
願い出たわけではなく、天から二人の
神々に「国作り」せよの使命、命令を
受けたからです。

そこには二人の神々への天からの信頼が
あったのです。

使命は私を信頼してくれる存在がある
そのことに気づく重要なことなのです。

今は「夢を叶える」風潮ですが
「夢を叶える」のは私であって
自分への信頼というものが見えてこないのが
問題といえます。

人は信頼されると力が出てくる
日本神話で学ぶことは
使命を通して信頼されている自分である
ことを感じていくことなのです。

(令和の智恵④に続く

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