ジパング・コード®を学ぶ人、実践する人を育成し、世界に向けて「和の精神」を広げる
命名言霊学協会

2月の歳時記 天皇誕生日~ことだまでわかる誕生日と命日~

2月の歳時記

天皇誕生日

~ことだまでわかる誕生日と命日~

今日は天皇誕生日です。

謹んでお喜び申し上げます。

 

誕生日をお祝いすることは

今は普通にどこの家庭でもやっています。

 

誕生日をお祝いする習慣は

戦後から新しく始まった

習慣だと言われると

驚きませんか?

 

もちろん戦前でも

誕生日をお祝いする人たちは

いましたが、ごく限られた人たちでした。

 

西洋文化に親しんだ人、

西洋に憧れた人たちが

西洋の習慣である

誕生日をお祝いしていました。

 

誕生日を祝う習慣は

キリスト教の影響です。

 

クリスマスは

イエス様の誕生日です。

 

聖書の中に

イエス様の誕生を祝って

贈り物(プレゼント)をしたことが

書いてあります。

 

誕生日と言えば

プレゼントはそこから

来ているのですね。

 

明治になって西洋の文化が

入ってきた、それで誕生日を

お祝いする習慣が日本でも

根付いてきたわけです。

 

実際に庶民が誕生日を祝うように

なったのは戦後と言ってもいいでしょう。

 

古来、日本は

誕生日よりも大事にしたものが

あります。

 

それが命日でした。

皇室は天皇誕生日も

お祝いしていますが

先帝天皇祭として

先の天皇の

命日を偲んでいます。

 

現在も先帝の昭和天皇の命日を偲ぶ

先帝祭があります。

 

そして初代天皇神武天皇の命日の

4月3日は神武天皇祭です。

 

以上のように皇室では

先祖に対する畏敬の

年を命日を大事にすることで

今に伝えています。

 

現在の祝日は戦前の祭日を参考に

作られています。

 

戦前も天皇誕生日はありました。

そして命日を偲ぶ

先帝祭も祭日でした。

 

それが戦後、

何らかの意図があるのか

誕生日を残して

命日を外しました。

 

天皇誕生日という

祝日はありますが、

先帝祭という

祝日はありません。

 

私たちの生活でも

誕生日は普通の家庭でも

祝いますが、

命日は仏壇があるとか、

長男の家とか

特に先祖供養を大事にして

いなければ興味のない人が増えています。

 

命日に意識を向けないから、

何か問題か?

と思う人がいるでしょう。

 

これは大きな落とし穴には

落ちてしまうのです。

 

命日に意識するのは

過去、先人の歩みに

感謝することなのです。

 

命日を大事にしないことで、

先人への

感謝の気持ちが薄らぐこと、

そして過去が

現在、未来につながらないのです。

 

時間の流れは

過去、現在、未来の三つの

形で流れていきます。

 

過去を忘れること、

見失うとは蓄積がなくなります。

流れが滞ることになるのです。

 

多くの人は未来に希望を持ったり、

今生きることを大事にしようという

風潮です。

 

つまり現在と未来はある。

でも過去がない人が多くなっています。

過去を表す先祖は私たちにとっては

根っこのようなものです。

 

過去に意識しないのは

根っこがないような

ものです。

 

根がない植物は育ちません。

今、意図的に命日を大事にする習慣を

なくさせて日本人を根切りさせて

きたのではないかと感じています。

 

一般の国民が忘れている習慣も

皇室では残っているのが、ひとつの

救いになっていると思います。

 

新しい令和の時代は誕生日も大事にして

命日も大事にする時代にしたいと

思うのです。

 

名前のことだまは

個人の使命だけでなく

家系の流れを見ていく

家系図講座も開催

しております。

(終わり)

和のひめレッスン【ジパング・コード®】公式LINEはこちら↓↓

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。