ジパング・コード®を学ぶ人、実践する人を育成し、世界に向けて「和の精神」を広げる

ひめ結び⑭

山下 弘司
WRITER
 
この記事を書いている人 - WRITER -
山下 弘司
福岡県生まれ。現在金沢市在住。2001年、日本の叡智「言霊」を基本として、人をしあわせにする「名前のことだま®(命名言霊学)」を独自に開発。2003年、命名言霊学協会を創設。代表を務める。2016年「神話、ひめ、歳時記など」で日本の知恵を伝えるために名前のことだま®とは別にジパング・コード®を開設。著書『人生が100倍楽しくなる 名前セラピー (マイナビ文庫) 』。

日本神話のひめ神と女性の魅力

「ひめレッスン」(大人の女性プロジェクト)

魅力的な大人の女性、ひめを

育成を目的とするプロジェクトです。

日本神話のひめ神をロールモデルにしています。

第十のひめ(たまよりひめ)

育てるひめ神

 

育む、育てる、偉大な母であるひめ神

ひめレッスンに登場するひめ神は

12柱(12名)います。

第十のひめ神です。

たまよりひめから初代天皇「神武天皇」が

生まれます。

 

現在の今上天皇は126代目なので

天皇の始まりの神武天皇の母が

「たまよりひめ」です。

 

とても重要なひめ神でありながら

神話(古事記)の記述はとてもシンプルです。

ほとんど何も書かれてありません。

 

「たまよりひめ」は姉がいます。

「とよたまひめ」と呼びます。

「とよたまひめ」は天孫の流れを持つ

山幸彦の奥さんです。

 

姉の「とよたまひめ」と山幸彦の間に

子供がうまれます(ウガヤフキアエズ)

姉の「とよたまひめ」は夫「山幸彦」を

不信してしまい、子供をおいて実家に

帰ってしまいます。

 

その子供を姉の代わりに育てたのが

「たまよりひめ」です。

「たまよりひめ」の面白いのは

姉の子供を預かって、その子供を

立派に育てます。

そして驚くことが育てた子供と

結婚するのです。

 

分かりやすく言えば

叔母さんと結婚するということです。

 

姉の子供を育てて、その子供と結婚して

そこから生まれたのが初代天皇、神武天皇と

記しているだけです。

ここのところが従来の説明では分からないのか

たまよりひめ自体の話をスルーしています。

また、面白おかしく年増の女性が好きだったとか

若い男性を魅了する力をもっていたとか

見当外れの解説があります。

 

「たまよりひめ」の本質はそのような

ことではありません。

「たまよりひめ」は神話で最後に登場する

ひめ神です。

落語で言えばトリのような重要な位置です。

 

その視点で「たまよりひめ」を見ていきましょう。

「たまよりひめ」の本質は育てること

女性の魅力の最大のものそれが育てる

つまり母親の役割です。

「たまよりひめ」の育てるは

2種類あります。

 

①自分の子供でない男性を育てる

②自分の子供(息子)を育てる

 

男性を育てることは2種類あることを

教えているのです。

女性は自分の子供を育てる前に

自分の子供でない男性を育てる暗示なのです。

日本神話では男性は子供だと考えていました。

男の子供を立派に育てること

その立派な子供との間で生まれてくる

のが立派な子供

その子供を育てれば天皇のように

素晴らしい男性になる

このことを教えているのが

「たまよりひめ」なのですね。

 

日本の結婚は二段階あるということを

教えているのです

結婚した段階では

 

母子関係

形は夫婦でも中身は母子ということなのです。

その子供を立派にすることで

本来の夫婦関係になること

その間に素晴らしい子供が生まれてくることを

暗示しているのです。

 

「たまよりひめ」は漢字表記をすると

「玉依姫」

「玉」が集まったひめ神という意味です。

 

この「玉」はいざなみから始まる

一人一人のひめ神が持っている魅力のこと。

最初ひめ神のいざなみの魅力(一緒にやる)

から九番目のひめ神いわながひめの魅力

(続ける力)の九つの魅力(玉)を集めている

のが「たまよりひめ」なのです。

最後のひめ神「たまよりひめ」は

育てる、育むひめ神ですが、それは

1~9までの力を持たないとできないという

ことの暗示なのです。

 

「たまよりひめ」は母性という働きですが

母性は本能では無く、積み重ねの中で育まれて

くるものである、そのことを古来日本人は

しっていたのです。

 

子供を産めばすぐ母になるのではなく

母になる準備をして本来は子供を産むことを

教えていたのです。

 

最初のいざなみは多くの子供を産みました。

女性の魅力の一つが生み出すことです

でも、子供を生み出すことはできましたが

育てることはしていません。

育てることができるまでに

あまてらすの祈りやいちきしまひめの言葉

ほか九つの力(魅力)を身につけることを

教えているのです。

 

育てるのは男だけでなく、人を育てる

女性を育てるなど幅広く使えるのです。

「たまよりひめ」は女性が成長して

本当の「ひめ」になるプロセスを教えています。

 

女性が生まれながらに持っている

自らの中にある「魅力」に気づいて

ぜひ開花して欲しいと思うのです。

この記事を書いている人 - WRITER -
山下 弘司
福岡県生まれ。現在金沢市在住。2001年、日本の叡智「言霊」を基本として、人をしあわせにする「名前のことだま®(命名言霊学)」を独自に開発。2003年、命名言霊学協会を創設。代表を務める。2016年「神話、ひめ、歳時記など」で日本の知恵を伝えるために名前のことだま®とは別にジパング・コード®を開設。著書『人生が100倍楽しくなる 名前セラピー (マイナビ文庫) 』。

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© ジパング・コード® , 2021 All Rights Reserved.