夏至(ひの力) ~日本語の源泉「縄文の精神性」 2022年6月21日 WRITER 山下 弘司 この記事を書いている人 - WRITER - 山下 弘司 福岡県生まれ。現在金沢市在住。2001年、日本の叡智「言霊」を基本として、人をしあわせにする「名前のことだま®(命名言霊学)」を独自に開発。2003年、命名言霊学協会を創設。代表を務める。2016年「神話、ひめ、歳時記など」で日本の知恵を伝えるために名前のことだま®とは別にジパング・コード®を開設。著書『人生が100倍楽しくなる 名前セラピー (マイナビ文庫) 』。 夏至(ひの力) ~日本語の源泉「縄文の精神性」 本日は夏至ですね。 夏至は昼の時間が一番長い日ということで 世界中で大事にされている日です。 今、縄文時代が脚光を浴びています。 名前のことだまも「やまとことば」の源泉は 縄文時代にあると推測して、いろいろ仮説を 立てています。 縄文に思いを巡らせると楽しくなります。 現在でも縄文を体験しようと 縄文時代の食べ物を再現したり 縄文時代の家屋などを作ったりしています。 名前のことだまは少し違った視点で 縄文時代を見ていきます。 縄文時代を形からではなく、 精神性、文化から見ていきます。 縄文時代の形は現在にはそれほど継承されて ないからです。 縄文時代の食べ物、家屋、衣装、土偶、土器など 形のあるものは、時代によって変わるので それほど今に引き継いでいると感じるものは 少ないです。 でも、縄文時代の精神は今の私たちにも すごく引き継がれているのですね。 それをぜひ、紐解いていきたいのです。 縄文時代の言葉は「やまとことば」として 引き継がれています。 自然の事象を表した言葉は 縄文時代の風景だからです。 日=ひ 木=き 水=み 縄文の人々が感じた世界観が「やまとことば」に キチンと残されていると思います。 ことばだけでなく無意識に引き継いでいるものも あります。 そして、わすれてしまったもの、 気づいていないものもあります。 それを思い出すと新しい世界が見えてきます。 思い出して欲しい、気づいて欲しいこと それが夏至(ひの力)です。 夏至は縄文時代から大事にされていました。 なぜでしょう。 夏至は昼間の時間が一番長い日です。 縄文の人は夏至をどのような日と思ったのでしょう。 太陽が一番力がある日が夏至でした。 太陽が命の源と縄文人は思っていたのですね。 太陽の力を最高にチャージできる日、 この日が夏至でした。 日本には太陽信仰という、 太陽に手を合わせる信仰があります。 日拝という習慣もあります。 両手で輪をつくり太陽を体に入れ込む儀式です。 太陽は縄文の人々にとっては命そのものでした。 私たちがスマホを充電するように 毎日、太陽に手を合わせて命の充電をしたのです。 太陽(ひ)の力を一番充電できるその日 それが夏至だったのですね。 縄文の精神がずっと受け継がれてきている 「日(ひ)の本」の国、日本なのです。 (おわり) 共有:クリックして Twitter で共有 (新しいウィンドウで開きます)Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます) 関連 この記事を書いている人 - WRITER - 山下 弘司 福岡県生まれ。現在金沢市在住。2001年、日本の叡智「言霊」を基本として、人をしあわせにする「名前のことだま®(命名言霊学)」を独自に開発。2003年、命名言霊学協会を創設。代表を務める。2016年「神話、ひめ、歳時記など」で日本の知恵を伝えるために名前のことだま®とは別にジパング・コード®を開設。著書『人生が100倍楽しくなる 名前セラピー (マイナビ文庫) 』。 前の記事 -Prev- 6月ことだま歳時記~夏越大祓~ 次の記事 -Next- 禊祓い(みそぎはらい) ~浄化の6月、そして7月~ 関連記事 - Related Posts - スターウォーズのモデル!?「隠し砦の三悪人」 ~ひめとサムライ②~ 日本神話から学ぶ令和の知恵⑤ 「一緒にやる」~スサノヲとくしなだひめ~ 2月の歳時記 『建国記念の日』 ひめとサムライセミナーと鎌倉鶴岡八幡宮参拝(ご案内) 最新記事 - New Posts - 【古事記を人生に活かす!12のひめ神講座】申し込み開始 ことだま歳時記 -七夕ー ~織姫伝説と棚機女(たなばため)~ 禊祓い(みそぎはらい) ~浄化の6月、そして7月~ 夏至(ひの力) ~日本語の源泉「縄文の精神性」 - Comments - コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目ですコメント * 名前 * メール * サイト 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。 新しいコメントをメールで通知 新しい投稿をメールで受け取る Δ