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命名言霊学協会

禊祓い(みそぎはらい) ~浄化の6月、そして7月~

禊祓い(みそぎはらい)について

~浄化の6月、そして7月~

 

 

神道には禊祓い(みそぎはらい)が

あります。

 

日頃の行いで積み重なる罪を祓い

穢れを流すことです。

 

 

6月30日に行われる

夏越しの大祓(おおはらい)

年に二回ある大きな祓いのことです。

 

 

祓い自体は毎日行われるわけです。

日頃の祓いでできなかった罪を

吹き祓うのが大祓です。

 

 

禊ぎ祓い(みそぎはらい)と

関係する言葉が罪と穢れになります。

 

 

 

罪というと私たちは相手を傷つけたり

物を奪ったりすることを思い出しますが

このような罪は「罰」で償います。

 

 

「罰」

謝罪したり、罰金を払ったり

刑罰を受けたりして償います。

 

 

神道のは相手への罪と言うより

自分自身を傷つけることを表します。

 

 

自分自身を傷つけることとは

 

自分なんかダメとか

自分は何をしても意味がないとか

自分はいてもいなくてもいいとかいう

 

ネガティブな感情(邪気と呼びます)が

私たちの輝く御霊(みたま)の

埃のように曇らせるのです。

 

 

自分を傷つける罪は「罰」ではなく

「祓い」で償うのです。

 

 

 

そのときに必要なのが吹き払う力

「風の力と音の力」です。

 

 

自分自身を傷つけるネガティブな感情を

風と音で吹き払うのです。

 

これが神道では「祝詞(のりと)」なのです。

大祓の時に使われる大祓祝詞と人形(ひとがた)奉納

 

※人形奉納は人にかたどった紙の人形に息を吹きかける儀式

神社には音で祓う形が作られています。

 

 

玉砂利(音がすることで邪気をはらうこと)

鈴(音色で邪気を祓う)

柏手(音で邪気を祓う)

祝詞(声で邪気を祓う)

 

 

私たちが生活の中で行うのは

良い言葉を使う

笑顔、笑い声の生活をすることです。

 

 

6月末に大祓を行うのは

新たに迎える7月を浄化した気持ちで

リスタート(再出発)するためなのです。

 

 

6月はまずは罪を祓う

そして7月は穢れを流すのです。

 

 

6月7月は禊ぎ祓いを行い

今年の後半戦を新たな気持ちで迎える

浄化の月になるのです。

 

 

罪は祓い

穢れは流す

罪は音で祓い

穢れは水で流します。

 

 

6月は大祓が音の祓いにあたり

7月は七夕が水で流すことに

つながっています。

 

(おわり)

 

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第3回 10月22日(土)10:00〜12:00
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第4回 11月19日(土)10:00〜12:00
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