花から団子 直会(なおらい) 2019年3月30日 2019年2月11日 WRITER 山下 弘司 この記事を書いている人 - WRITER - 山下 弘司 福岡県生まれ。現在金沢市在住。2001年、日本の叡智「言霊」を基本として、人をしあわせにする「名前のことだま®(命名言霊学)」を独自に開発。2003年、命名言霊学協会を創設。代表を務める。2016年「神話、ひめ、歳時記など」で日本の知恵を伝えるために名前のことだま®とは別にジパング・コード®を開設。著書『人生が100倍楽しくなる 名前セラピー (マイナビ文庫) 』。 花より団子ということわざがあります。 花より団子とは、風流よりも実益、外観よりも実質を重んじることのたとえです。 今日は花より団子ではなく 花から団子 誤字ではありません。 花から団子です。 直会(なおらい)ということばがあります。 神事が終わった後にみんなで一緒に食事をすることを 直会(なおらい)と言います。 共に飲み食事をすることで連帯感を持つものです。 そして直会のもう一つの意味は 神様の力を体に取り込む儀式ともいえます。 古代は神様に捧げたものを食べることで 神様の力を取り込むと考えてきたのです。 桜の木の下で飲食を共にするのも直会です。 桜の木の下に降りてこられた「サの神」は 次に供えたお弁当に入ります。 そして、お弁当を食べることで「サの神」は 私の体に入るのです。 サの神さまは 花から団子(お弁当)に入るのです。 共有:クリックして Twitter で共有 (新しいウィンドウで開きます)Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます) 関連 この記事を書いている人 - WRITER - 山下 弘司 福岡県生まれ。現在金沢市在住。2001年、日本の叡智「言霊」を基本として、人をしあわせにする「名前のことだま®(命名言霊学)」を独自に開発。2003年、命名言霊学協会を創設。代表を務める。2016年「神話、ひめ、歳時記など」で日本の知恵を伝えるために名前のことだま®とは別にジパング・コード®を開設。著書『人生が100倍楽しくなる 名前セラピー (マイナビ文庫) 』。 前の記事 -Prev- さくらの花見は神事である 次の記事 -Next- 桜吹雪はどうして美しいのか? 散る意味 関連記事 - Related Posts - 建国記念の日 大掃除は単なる掃除ではありません。 歳神を迎える準備としての大掃除 鉄道と神社参拝 最新記事 - New Posts - 【古事記を人生に活かす!12のひめ神講座】申し込み開始 ことだま歳時記 -七夕ー ~織姫伝説と棚機女(たなばため)~ 禊祓い(みそぎはらい) ~浄化の6月、そして7月~ 夏至(ひの力) ~日本語の源泉「縄文の精神性」 - Comments - コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目ですコメント * 名前 * メール * サイト 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。 新しいコメントをメールで通知 新しい投稿をメールで受け取る Δ