ジパング・コード®を学ぶ人、実践する人を育成し、世界に向けて「和の精神」を広げる
命名言霊学協会

ひめ結び⑮

日本神話のひめ神と女性の魅力

「ひめレッスン」(大人の女性プロジェクト)

魅力的な大人の女性、ひめを

育成を目的とするプロジェクトです。

日本神話のひめ神をロールモデルにしています。

 

第一の鍵のひめ神(くくりひめ)

くくるひめ神

まとめる、つなげるひめ神

ひめレッスンに登場するひめ神は

12柱(12名)います。

12柱のひめ神は

10柱+2柱として見ていきます。

女性が持っている魅力が10あります。

 

日本神話では

女性の持つ魅力を一人一人で象徴しています。

①いざなみ(一緒にやる、生み出す力)

②あまてらす(祈る力)

③いちきしまひめ(言葉の力)

④あめのうずめ(明るさ)

⑤おおげつひめ(生活力)

⑥くしなだひめ(可愛さ)

⑦すせりひめ(賢さ)

⑧このはなさくやひめ(美しさ)

⑨いわながひめ(続ける力)

⑩たまよりひめ(育てる力、母性)

 

どの女性も持っているひめの魅力です。

持っているひめの種を開花させることで

ひめ(大人の女性)になっていきます。

「ひめレッスン」では

神話のひめ神は12柱(12名)を

登場させています。

 

①10柱のひめ神=女性の持つ魅力

②2柱のひめ神=ひめにする鍵を表します。

 

2柱のひめ神は

①くくりひめ

②おとたちばなひめ

 

この2柱は女性が持っている10の魅力を

発揮するための「鍵のひめ神」なのです。

 

くくりひめの力

日本神話で謎の女神で有名なのが

「くくりひめ(菊理姫)」です。

 

古事記に登場せず日本書紀に一文だけ

登場するだけで、どんなひめ神が全く

わかっていません。

謎の女神であるにもかかわらず

全国に影響を与える白山信仰のご祭神に

なっています。

 

全国に2千社以上白山神社はありますが

その守護神になっています。

 

くくりひめの力は

その名前のごとく

「くくる力(結ぶ力)」です。

 

ばらばらにある女性の魅力を繋げて

くくる(括る)こと

くくるとはばらばらなものを

一つにまとめて縛る、束ねる意味です。

締めくくるというようにも使います。

ものごとにまとまりをつける意味です。

今までは女性の魅力と言えば

部分的な

可愛い

美しい

若い(明るい)

などを指していました。

 

日本神話では女性の魅力は10あり、

それを繋げることが大事であることです。

ひとつひとつの女性の魅力を

ひとまとめにしていくこと、

くくることを教えているのが「くくりひめ」

なのですね。

 

「くくる」ために必要なことが

くくりひめを祭る白山ひめ神社の「白」に

ヒントがあるのです。

「白」とは嘘偽りない心のこと。

素直な心のことです。

 

日本神話の中では「因幡の白ウサギ」の

「白」です。

神話の原文は「白ウサギ」は「素兎」と

記しています。

「素」が汚れない心の状態を表しています。

それを色に例えると「白」になります。

くくりひめは別名「白山ひめ」と呼ばれます。

心が汚れないすっきりした状態のひめ神です。

ばらばらのものをまとめるのに

必要な心が「白い心」つまり「素直な心」と

いうことです。

 

自分の中にあるたくさんの魅力に

気づいたら、それをばらばらのままに

するのでなく括って(結び)まとめましょう。

その時の守り神は「くくりひめ」です。

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