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命名言霊学協会

神様の名前11 「あめのうずめ」②(天宇受賣命)

「あめのうずめ」②(天宇受賣命)

「オモイカネ」と「あめのうずめ」

天岩戸に学ぶ大事なこと

今日も「あめのうずめ」です。

前回のコラムはこちら↓↓

https://kototama-himehiko.com/zipangcode/yamashita1217

天岩戸開きは日本神話の中で

重要な出来事です。

今の時代でも

「天岩戸開き」に似た儀式を行う

方たちもいます。

それくらいインパクトも関心を

ある出来事です。

その重要な担い手が

「あまめのうずめ」です。

 

「天岩戸開き」においてキーパーソンは

「あまてらす」

「あめのうずめ」

この二柱のひめ神です。

 

二柱のひめ神が目立ちますが

「天岩戸開き」には実はとても重要な

神様がいます。

残念ながらこの神様のことを知る人は

少ないのです。

その神様が

「オモイカネ」(思兼神)

非常に頭のよい神様のことです。

この「オモイカネ」がいなければ

「天岩戸開き」ができなかったからです。

実行役が「あまのうずめ」

企画者が「オモイカネ」です。

光をもたらす「あまてらす」が岩戸に

閉じこもることで天地が真っ暗になり

さまざまな災いが起こり困った状況に

なった高天原で、閉じこもった

 

「あまてらす」を岩戸から出す計画を

立てたのが「オモイカネ」の神様です。

天岩戸開きで面白いのが

そのやり方がいかにも日本的なことです。

みんなで助け合って行動しながら

企画立案した人が全然表に出て

脚光を浴びないところです。

 

天岩戸開きが西洋の物語なら

次のようなストーリーになります。

光のひめ神が閉じこもって困った

所にさっそうと英雄(ヒーロー)が

現れて、村人の力を借りながらも

自らの知恵と勇気で光のひめ神を

岩戸から救い出し、平和が戻る。

そしてみんなから脚光をあびて

去って行く。

そんなイメージです。

でも神話の高天原はそんなストーリー

ではありません。

 

「オモイカネ」が企画立案しますが

実行役は別の神々です。

「オモイカネ」が英雄になるのではなく

みんなに役割を与えて、作戦がはじまります。

鏡を作る神様、踊る神様、祝詞をあげる神様

「あまてらす」を引っ張り出す神様、

全体を盛り上げる神々、そのように

神様たちにお役目を与えるのです。

 

特に重要な役割をもった「あめのうずめ」の

踊りがきっけで「あまてらす」が岩戸から

でてきて高天原に光が戻ってきました。

でもその一番の功労者「オモイカネ」は

全然目立ちませんし、脚光もあびていません。

これがまさしく日本的やり方なのです。

 

「オモイカネ」の神様が英雄(ヒーロー)に

ならずに、実行役の「あめのうずめ」に

スポットライトが当たるのです

一人一人が自分の得意分野を担当して

大きなことをやり遂げる。

それが日本なのです。

 

英雄はいらない、みんなが英雄

それが日本神話なのです。

日本的やり方、日本的リーダーシップの原点は

日本神話の高天原に隠されていたのです。

神話に多くの人が興味を持ち始めている

現在は、高天原から日本のリーダーシップなども

学べるのです。

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