10月になりました!
2019年も残すところあと3ヶ月。
来月には大嘗祭も予定されてますので、残り一日一日を大切に過ごしていきたいですね。
そんな今月のお題は「私が好きな日本文化」となりました!
今月もよろしくお願いします!
日本の素晴らしさは色々な視点から語れると思っていますが、まずは
「世界で最も長い歴史を持つ国である」
という点は外せないんじゃないかと。
神武天皇即位から約2600年の歴史を持つのが日本。
これは世界史の中でも奇跡的なことで、2位のデンマークが1000年ちょっと、3位のイギリスが900年ちょっとであるということから言っても凄いことだと言えます。
※中国4000年の歴史と言いますが、中国は単一国家ではないので意外と歴史は浅いんですね。
国の歴史だけではなく、国内の企業の歴史も世界一。
創業100年を超える企業の数は3万社を上回り、これはダントツで世界No1となっています。
※ちなみに世界最古の企業と言われる会社は「金剛組」という日本の建設会社です。
ここまでの話は知っている方も多いと思うのですが、「名前のことだま®」ではその日本の根底に流れるあり方を、意外なところから紐解きます。
それが、
「7よりも8が好きな日本人」
という話。
「は?何言ってんの?」って感じですよね、ハイ(笑)
でも、日本人って「ラッキーセブン」って言われるよりも「末広がり」「米寿」「八百万の神」みたいに「八」という数字を大事にしてきたのは何となく頷けますよね?
そんな無意識的なところに、実は「継続を重んじる日本文化」の秘密があったんです。
というのも、「1~10」までの数字にはすべて意味があります。
「7」という数字には「成る」という意味から「完成」という意味があるんですね。
※「1週間は7日間」「学校の七不思議」「7つの習慣」など、7でひとまとまりのものって多いですよね。
一方「8」という数字には「7(完成)+1」という意味があり、これは「継続」を意味します。
(完成したものは、その次に継続していくことが大事、ということですね)
日本人って“アメリカンドリーム”のように「何かを一度成し遂げた人」よりも、”老舗”とか“生涯現役”とか、「何かを続けている人」の方が評価が高い印象ってありますよね。
これが「7を好む西洋人、8を好む日本人」という違いになっているとしたら、、、とっても面白いですよね。
ちなみに、この「8」を表すことだまは「や」です。(「八つ」のことを「やっつ」といいます)
どんな言葉に登場するかというと、「宮(みや)」とか「社(やしろ)」とか。
そう、神社にまつわる言葉にたくさん登場するんです!
考えてみると、神社というのは1000年以上の歴史を持つものがたくさんあります。
その「継続」の象徴である神社に「八(や)」のことだまが多く登場するのは決して偶然ではない気がします。
何かを継続したい人は、神社を参拝することでその継続のエネルギーをもらうと良い、と言われる所以です。
ちなみに、伊勢神宮では「日別朝夕大御饌祭(ひごとあさゆうおおみけさい)」という行事が毎日2回ずっと続けられています。
「日本国民が飢えることがないように」という願いを込めて、外宮の御鎮座以来ずっと続いている行事で、その歴史は約1500年以上となります。
第二次世界大戦中でさえ、この行事は休むことなく続いていたということを知ると、いかに日本人が「継続」ということを大事にしてきたか、ということを強く感じますね。
そんなわけで、私が好きな日本文化は「継続」。
私事ですが、先月活動15周年のライブを終えたばかりで、あらためて「継続は力なり」を実感しているところです。
日本人の一人として、「継続」ということを大切に生きて行きたいなと思っています。
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