名前のことだま®を学ぶ人・実践する人を育成し、世界に向けて「和の精神」を広げる
命名言霊学協会

ことだまって怪しい?

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先日、東京で新しくことだま師®になった方が

名前のことだま®で友人に鑑定のお願いをしたときに

「ことだま?」

それって怪しくない?

そんな反応をもらって、なかなか知り合いに名前のことだま®を
伝えることができなかったと話をしてくれました。

ことだまが怪しいとは、久しぶりに聞きました。
確かに私が15年前に伝え始めた頃は
「ことたま」という言葉に怪しさを感じる人がいました。

「ことだま」とひらがな表示をすると印象が和らぎますが
「言霊」と漢字表現すると重たい感じを持ちます。

名前のことだま®を始めた頃は単に「言霊」と称して教えていました。

すると「言霊」の漢字の「霊」に反応して怪しいとか宗教ではないのかと
思う人も結構いました。

私は「言霊」は万葉集にも歌われている言葉でしたので
違和感がなかったのです。

万葉集に次のように言霊が歌われています。

大和の国は 言霊の助くる国ぞ

でも普通はそうとらえない人もいるということです。
霊は「霊感商法」など怪しい時に使われます。

「霊感商法」とは今も被害を受ける方も多く
その影響で「霊」という言葉が怪しさを生み出しているのでしょう。

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霊感商法の一例として下ヨシ子の霊感商法(2012年)がありました。

名古屋の主婦がおよそ6年間、「浄霊」などの儀式代として
総計約530万円を支払ったことを
違法として610万円の支払いを命じた裁判です。

紀藤正樹弁護士のホームページに集金システムが詳しく紹介されています。

最初の相談料として3万円を支払ったのからはじまって、浄霊が3万円、
守護霊を入れる儀式が20万円となります。
守護霊に対しては月1度パワーアップする必要があるとされ、
それが1回1万円。
守護霊の上に守護神があって、
これは主宰者の下だけが入れることができるもので120万円。
これもパワーアップがあって1回3万円。そして、支配神が100万円である。

主婦はパワーアップを何度もくり返すよう要求され、
それで多額の金を教団に支払った。
このやり方に違法性があると見なされたということです。

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下ヨシ子の場合、守護霊を入れるのに20万円、
そして更に上の守護神を入れるのに120万円。
うーん、考えてしまいます。

このような霊感商法が出てくれば「霊」がつく「言霊」も怪しいと
疑われてもある面仕方がないですね。

下ヨシ子自身の人間性も問題ですが、
受け取る側にも問題があります。
それは誰か特別能力がある人がいて、その人が
自分の問題を解決してくれるのではないかと
人任せの考え方ではないかと思います。

この考え方を変えない限り、
霊感商法の被害者はこれからも無くならないでしょう。

名前のことだま®ではその怪しさをなるだけ払拭するために
超常現象、超能力などで問題解決を進めていないのです。

名前のことだま®でも神様に私の体に入ってもらうと
表現することがありますが、それは誰か能力のある人(たとえば私)が
神様を私の体の中に入れてくれるわけでありません。
もちろん、入れようにも私にはそんな力はありませんので念のため。

名前のことだま®で神様が入るとは
私自身の心の持ち方で神様にふさわしい自分になり、神様の代わりに
世のため、人のためになることを神様の体になると表現をしているのです。

私自身の心を磨かない限り神にはなれないということなのです。
誰かにお任せして神になることはできないことに気づくことが大事になります。

そして神様に自分自身がなったとしても、相手に何か与えたり
相手の代わりに何かすることなどないのです。

名前のことだま®で伝える「神様」は
家庭であれば「かみさん」
子孫を守る先祖「かみ」
旅館の「おかみ」
見返りなく相手も見守る存在のことです。

自分の大事な人を見守り、相手の中にあるよいものを
引き出し、自分自身で問題解決できるようにする立場を
「神様」になると表現しているのです。

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