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3月の歳時記① 「ひな祭りの意味」 「古代の人が女性に願ったこと」

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【ことだま歳時記176】

3月の歳時記①

「ひな祭りの意味」

「古代の人が女性に願ったこと」

 

 

3月3日はひな祭りです。

地域によっては4月3日にひな祭りを

行うところもあるようです。

 

 

 

ひな祭りと言えば桃の節句です。

 

桃の花が咲くのは

3月下旬から4月上旬なので

3月3日が桃の節句と言っても

桃の花は咲きません。

 

時期がずれるのになぜ

桃の節句なのでしょうか?

 

 

ひな祭りは本来は

旧暦の3月3日に行われます。

 

新暦に直せば

今年は4月22日です。 

 

ちょうど桃の花が咲く頃で

桃の節句として

いい頃になります。

 

 

さて、ひな祭りはどんな意味が

隠されているでしょうか?

 

 

現在ではひな人形を飾って

女の子の成長を願う儀式として

定着しています。

 

 

俗説としてはひな人形を

片づけるのが

遅くなると婚期が遅れるなどとも

言われています。

 

 

綺麗なひな人形を飾って

女の子(娘)の成長を祝うという

ひな祭りの本当の意味を知ると

さらにひな祭りが自分に近くなります。

 

 

ひな祭りのひな人形は

どのような意味があるのでしょう?

 

 

女の子の健やかな成長を

邪魔する邪気祓い、災厄を流すこと

これが「ひな人形」の意味です。

 

 

ひな人形は女の子に

降りる災厄を流すものでした。

 

 

今は飾り雛がメインですが

流し雛の意味もあるのです。 

 

 

女の子(娘)に降りかかる災厄を

人形に移して川に流す儀式でした。

 

 

古代は医療が未発達だったこともあり

子供は病気などで早く亡くなりました。

 

 

病魔と言われるように、

見えない魔の災厄が娘に降りてくると

考えられたのです。

 

 

その災厄を人形に移して身代わりになって

もらおうという素朴な考え方でした。

 

 

ひな祭りとは

「飾りひな」よりも「流しひな」

だったのですね。

 

 

今でも地域によっては

紙のひな人形を

藁で作った船に乗せて

川に流す儀式があります。

 

※鳥取県の流し雛が有名

災厄、邪気を祓う儀式が

ひな祭りと言えます。

 

 

 

邪気祓いに登場するのが

「桃」です。

 

 

ひな祭りがなぜ桃の節句と

呼ばれているのかは

この「桃」の働きが大きく

影響しています。

 

 

桃は中国原産です。

 

中国では不老長寿、邪気祓いの

働きがあると古来より珍重されて

いました。

 

 

西遊記にも桃を食べることで

長寿になる話が記されています。

 

 

日本神話の中にも垣間見えます。

 

日本神話(古事記)の中で

イザナギ(男神)の行動に怒った

イザナミ(女神)が

黄泉醜女(よもつしこめ)と

いう怖い使いを追っ手に出します。

 

 

黄泉醜女(よもつしこめ)は

今風で言えば魔女、

または鬼婆みたいな

ものでしょうか。

 

 

黄泉醜女(よもつしこめ)を

追い払うのがイザナギ(男神)が

途中で見つけた「桃」だったのです。

 

 

桃の実を三つ投げることで

追ってきた黄泉醜女(よもつしこめ)が

逃げ帰ります。

 

 

日本神話は桃には邪気祓きを

見いだしています。

 

 

女の子(娘)に

降りかかる災いを桃の季節に

儀式を行い、祈ったのが

ひな祭りのお話です。

 

 

桃太郎も鬼(邪気)を祓う

意味で桃を使っているわけです。

 

 

女の子(娘)の成長を祝う

女の子(娘)の受ける邪気祓い

女の子がうける邪気を祓うもの

 

それが「ひな祭りです」

 

 

次回は、ひな祭りをさらに深掘りして

名前のことだま®の解釈を書いてみます。 

 

 

 

(おわり)

 

 

 

 

【山下先生今後の講座予定】

 

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〜自分らしく毎日を生きるために〜

古事記に登場するひめ神カードから

内なる女性性に気づくメソッドをお伝えします。

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◇3/18東京リアルイベント山下弘司講演会

『ことだまで紐解く縄文の記憶とひふみの道
~古代縄文舞~UZUと ことだまの饗宴』

【日時】
令和5年3月18日(土) 13:00~16:00

【会場】
NATULUCK日本橋
東京都中央区日本橋小舟町

【参加費】
・会場参加 6,600円
・録画視聴 4,400円

★参加のお申込&詳細はコチラ
https://ameblo.jp/yururi358/entry-12785715275.html

 

 

◇3/19神奈川リアルイベント山下弘司講演会

『音は時空を超えて
アイリッシュハープとことだま夢の饗宴』

【日時】
令和5年3月19日(日) 11:00~15:00

【会場】
アートと和食の融合スペース 楽 -raku-
神奈川県大和市大和南1丁目6−11

【参加費】 8,800円
(お弁当、ソフトドリンク付)
<第1部のみ> 5,500円
(お弁当、ソフトドリンク付)
<第2部のみ> 4,500円
(ソフトドリンク付)

第1部 11:00〜12:30
山下弘司先生講演
昼食  12:30〜14:00
第2部 14:00〜15:00
アイリッシュハープ演奏

【定員】 30名(定員になり次第〆切)

▼▽お申込みはこちらまで▽▼
https://kototama-himehiko.com/namae/kurosu/230225

 

 

 

 

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