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命名言霊学協会

男の子の名前がおしえる2018年(最終回)

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平成最後の12月
男の子の名前がおしえる2018年(最終回)
 
流行の名前でわかる日本の世相、時代の流れ
 
子供の名前とは不思議な物で、
時代の映し鏡みたいなものです。
 
3日間に渡り今年の赤ちゃん名前ランキングを
通して時代の動きを見てきました。
今日はその最終回です。
 
4日 女の子の名前(結月)
5日 男の子の名前(蓮)
6日 男の子の名前(ん)
 
「ゆ」の音、「ら行音」、「ん」の音
それらのことだまが最近の子供の名前に
多くつけられます。
人気の音と言ってもいいでしょう。
そこから共通点を見ていきましょう。
 
「ゆ」のことだまの「結(ゆい)」
一緒に助け合ってやる時代
古来の日本精神が戻ってきました。
 
「ら行音」の海外発信
日本文化を海外に発信する時代
そのために日本の文化を知る時代
 
「ん」、50音最後の音
終わりの音、何かが終わること。
終わることで新しいステージが始まること。
 
今日は子供の名前から見る時代の流れの
最終回ですが、子供の名前から見えてくる
もう一つの風景があります。
 
2018年の男の名前ランキングベスト10
 
1位 蓮(れん)
2位 湊(みなと)
3位 大翔(ひろと)
4位 大和(やまと)
5位 陽翔(はると)
6位 悠真(ゆうま)
7位 樹(いつき)
8位 陽太(ようた)
9位 朝陽(あさひ)
10位 悠人(ゆうと)
 
漢字では大、陽などが人気が
あるようです。
そして、このランキングを見て
感じたのが「と」の音が多いこと。
 
最近の名前は「ゆ」が多いなあとか
「ら行音」が多いなあと感じることが
多いと思います。
 
そして、多い音の一つが
「と」の音です。
男の子の名前によく使われます。
 
まさと
はると
みなと
ゆうと
かいと
 
漢字としては




 
などを当てます。
 
「と」の名前が多くなったことも
名前のことだま®からひもとけるのです。
 
「と」は「十」の意味があります。
日本語の数え方に「ひふみ~」があります。
「ひ」ではじまり「と」で終わるのです。
 
日本語とはよくできているもので
時間の流れを「ひふみ」で教えているのです。
 
「ひ」で始まる、つまり「ひらく」
「と」で終わる、つまり「とじる」
 
一から十までの流れ中に
開いて閉じるまでのプロセスが書かれてあるのです。
 
何気なく使う日本語の中に日本人の
時間感覚、目標達成のプロセス(課程)が
記されていることを知るととても面白く
ありませんか?
 
「と」は「十」の意味で終わりを表すことだまです。
昨日の「ん」のところでもお話ししましたが、
何かが終わる、それを「と」の名前も教えているのです。
 
紅白歌合戦や落語で最後に出てくる人を
「とり」と呼び、 
「と」は閉じる、止まる、整える、留まるなど
一連の動きが止まる、最終段階を表します。
 
最近の男の子の名前に「と」の音をつけるのは
時代の流れを両親が無意識にキャッチして
それに適した名前をつけているのだと思うのです。
 
何かが終わり、新しい始まりの時
それが2018年であり、また平成を終えて
新しい時代に向けてのメッセージのようです。
 
始めるためには一旦区切る必要がある。
それを教えているのが「と」のことだまなのです。

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