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命名言霊学協会

「日本神話(古事記)」に学ぶ人間力の高め方

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17年間、ことだまを伝えてわかったこと、4回目
 
「日本神話(古事記)」に学ぶ人間力の高め方
 
「西の魔女が死んだ」をネガティブな感情を
悪魔として捉えて、それに打ち勝つ
「精神力」を高めることを伝えています。
 
日本ではどうだったのか?
日本神話を読んでみると、ネガティブな感情を
悪と捉えずに、自然にで湧き上がってくる
感情として捉えているのが面白いです。
 
ネガティブな感情に打ち勝つことをしないで
禊ぎを通してネガティブな感情を流す、
浄化することを伝えています。
 
神社に行くと手水場で手を洗います。
この行為は体の浄化の意味があります。
 
ネガティブな感情を水で浄化したのですね。
これは実はすごいことなのです。
 
私は今まで講座やセミナーを受けた方が
その場で感動し、モチベーションがあがるのに
家に帰るとその気持ちが長続きしないで
トーンダウンするのをたくさん見てきました。
せっかく講座やセミナーを受けたのに
それが長続きしないのは残念だと思って
いました。
 
どうしてなのかを、探ってみると
あることがわかりました。
 
それは家の中にポジティブな感情を
打ち消す、また押し流すネガティブな
感情が渦巻いているからなのです。
 
つまり、家の中が浄化されていないのです。
雑多なエネルギーと不安、不満、要求など
ネガティブな感情で充満しているからです。
 
せっかく盛り上がったポジティブな感情が
家に帰って一段落すると、いつもの癖で
ネガティブな感情が自然にわいてくます。
そのネガティブな感情をそのままにすることで
家の中にあるネガティブな感情が組み合わさって
ポジティブな感情、前向きな気持ちが
下がってしまうのです。
 
講座やセミナーで学んだ物を根付かせるには
生活環境が重要なのです。
生活環境、日常生活をいい加減にすると
せっかく学んだものが根付かず、花も
咲かせずに終わってしますのです。
 
西洋ではネガティブな感情と戦い
それに打ち勝つ精神力を求めました。
日本ではネガティブな感情に戦いを
求めなかったのです。
打ち勝たないで流したのです。
 
それが「禊ぎ」です。
禊ぎとは「水そそぎ」のことです。
家の中の禊ぎとは何か?
それが「洗顔」と「入浴」「掃除」
なのです。これらはすべて浄化の力の
ある「水」を使います。
この場合の掃除は「水ふき」のことです。
 
「水」を活用する「禊ぎ」である
「洗顔、入浴、掃除」を丁寧にすることで
ふつふつとわいてくるネガティブな感情を
流すことができるのです。
日々の生活を丁寧に意識しながら
おこなうことで、学んだ内容が地に落ちることなく
根付き花を咲かせることができるのです。
 
私は17年間、ことだまを伝えることで
講座の内容を生かすために日々の生活の
大事さを改めて知ったのです。
 
「魔女修行」が日常生活を丁寧におこなう
ことを伝えたように、「日本神話」も
日常性活の禊ぎを通して、ネガティブな
感情を流す大事さを伝えているのです。
 
この場合の禊ぎは滝行などではなく、
「洗顔、入浴、掃除」を丁寧にすることです。
 
ことだまの「み」は「水」を表し、
浄化の働きがあります。
「水」の力を生活の中で活用しましょう。 

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