こんにちは
大阪のことだま師 丸田みどりです。
ことだま師ブログ、今月のテーマ「私が好きな日本文化」ということで
ご紹介したいのは「懐紙」です。
「懐の紙」と書いて懐紙(かいし)。
お茶の道具の一つとして知られますね。
では、その懐紙が普段使いもできるとご存じでしたか?
懐紙は茶の湯の席で和菓子の下に敷かれている紙
もしそれだけと考えているなら、とてももったいないことです。
私は普段も懐紙を持ち歩いています。
その用途としては
◎メモ/便箋代わりに
(手土産やそこにいない方にひと言添えたい時など)
◎封筒代わりに
(受講費などの支払いにうっかり封筒を忘れてしまった時)
◎小さなお菓子を分けたいときに
◎箸袋、箸置き代わりに
◎化粧直しに
例を挙げればいろいろありますが、代表的には上記のような
使い方をします。
ティッシュペーパーでは味気ない、どうせなら綺麗な紙を
使いたいものですが、懐紙はそれにピッタリです。
そうそう、お料理をいただくとき、つい手をお皿代わりにして
添えてしまうことはありませんか?実はそれはマナー違反で
正しくは懐紙を手のひらに乗せてお皿代わりにするものなのです。
便利だと思いませんか?
そして懐紙は慶びごとと仏事では折り方が一か所変わります。
折り方ひとつで状況の違いを示せます。
たかが紙一枚と考えてしまいがちですが、日本の文化としての懐紙
デザインも季節に合わせて素敵なものがたくさんありますし、
おしゃれな懐紙入れも買えるようになりました。
たしなみとして、また綺麗を楽しむ心のゆとりとして
懐に日本文化を、、、、
現実的にはバッグにひとつ、持っておきませんか?
女性だけではなく男性もシンプルなものなら使えるはず。
日常を少し豊かに、私からのご提案です。
天才コピーライター ひすいこたろう氏と
名前のことだま®創始者山下弘司氏のコラボ講演、
東京、名古屋と盛況のうちに終わり、
いよいよ大阪でラストになります。
この機会にぜひ!