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命名言霊学協会

お花見は自粛?それでも桜は咲くのです(丸田みどり)

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大阪のことだま師®、丸田みどりです。
いつもは28日にお届けしているブログですが
今月は少し早めに、、

2020年の春分の日
今年に入って大きくなり始めた新型コロナ肺炎騒動、
まだ収まりそうにはありません。

今年のお花見は自粛
との指示が出ている企業も多いでしょう。

「やった!場所取りしなくて済む」
「え~、宴会できないの?」
「外でやるのに何が悪い?」
悲喜こもごも、いろんな意見もあろうかと思います。

自粛の理由は
お花見~酒盛り~ついつい声が大きくなる~唾が飛ぶ~飛沫感染
という予測のもとに自粛指示にいたっているようです。

では今年は「桜」も咲きませんか?
いいえ、「桜」はコロナウィルスと関係なく咲き誇ります。

ことだま的にお話をしますと
「さくら」の「さ」には「幸」の意味があり
冬の間山で力を蓄えていた「さ」の神様が
山から「さか」を下って「さと」に下り
「春が来たよ、恵みの季節がまた巡ってくるよ」と
告げてくださる、そのしるしとして咲く花という
古来からの一説があります。

「桜」が潔く散ってゆくのは、その神様からの
メッセージを花弁に変えてくまなく届けるため。

人々は桜の花に集い、「さけ」を飲み「さかな」を食べる。
お花見は神事。
とすれば場所取りも神様の宿る木を囲む
結界づくりという見方もできます。

では今年、それができないなら「桜」は咲くだけ?
意味もなくなってしまうの?
宴会しなければ、大声で笑いあわなければ
何の意味もないのでしょうか?

例えば近くの公園、駅までの道、通りすがりの桜並木。
花屋さんで見かける桜の枝。
どこにでも「桜」は咲きます。
「桜」「さ」の音、その意味は消えてなくなりません。
「桜」を愛でることはいつだってできるのです。

それを思って家族で静かに祝ってもよいでしょう。
「さくら」の「さ」にはこんな意味もあるらしいよ。
幸せのメッセージはいつもめぐってくるよと、
子供さんと話すのもよいでしょう。

花屋さんで「桜」を求め、家に飾り家の中でお花見。
これもひとつのアイデアです。

お花見ができなくて寂しいという気持ちは
私たちの中に古来から存在する「恵みの季節への喜び」が
今年は消えてしまうのかという寂しさかもしれません。

しかし「桜」は咲きます。
あなたの、そして私のすぐそばで。

私の住むマンションには小さな公園があります。
今朝、桜の蕾がそろそろ開き始めているのを見つけました。

もうとっくに咲いている地域もあるでしょう。
「桜」は咲きます。
「幸せ」の花は身近にあり、下を向いて咲いているのは
その美しさを堪能させてくれるためという説もあります。

「桜」は私たちのために咲くなんておごりは持たなくてもよいのですが
「桜」が伝えてくれる「幸せ」のメッセージはありがたく受け取りたいですね。

あなたの傍に「桜」は咲いていますか?
きっとあなたにも「桜」は微笑んでいるはずですよ。

 

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