(´・ω・`)< ことだま先生こんにちは。
今日は質問です。改名についてです。
私は今、名前を変えています。
結婚前に見てもらったときに悪い名前と言われました。
気にはなりましたが、親からいただいた名前なので改名する
ことはありませんでした。結婚して、子供ができてから
また名前を見てもらったところ、この名前は主人が早死に
すると言われました。自分だけでしたら悪い名前でも我慢できましたが
主人が早死にされると言われると、可愛い子供のことも
あってとても気になりました。
そして悩んだ末に改名しました。
今は改名した名前を普通に使っているので、ほとんどの
人は私の名前が改名したものと知る人も少ないです。
でも何となくしっくり来ないのです。
それについてはどう思われますか?
教えてください。
40代 ゆうこさんより
名前のことだまを伝える中で改名した方を何人か見ていますが、
その中で巧妙だと思うのが、今回の「ゆう子さん」のケースです。
人の善意、愛情を逆手にとっての改名です。
子供や主人を人質にして名前を変えさせるって
どうなんでしょう。
このケースを通して名前というものに対して
「いい名前」「悪い名前」という
考えた方が多くの人たちに浸透していることを
改めて感じます。
また名は体を表すというように
名前がその人に大きな影響を与えると言うことを
無意識に信じているようです。
この名前は病気になる名前
この名前は結婚できない名前
この名前は伴侶が早死にする名前
名前=私
そう思うのでこの名前はこうなりますと
言われるとそれを受け入れてしまうのでしょう。
日本人で名前を変えるのは大きく分けて二つあります。
襲名
改名
襲名は落語や歌舞伎などで次のステップに
上がるときに名前をもらうことです。
市川家であれば海老蔵が團十郎に名前を変える場合です。
この場合は悪いから名前を変えるものではありません。
持っていた名前の役割を終えて、次の役割の名前を
もらうことが襲名です。
もう一つが悪いから名前を変える改名です。
この名前は成功しない、この名前は人が去って行くなど
不安をあおって改名するケースです。
この改名が結構幅をきかせているように思います。
改名には名前全体を変える場合と
漢字を変える場合の二通りがあります。
松田隆 → 松田和正
松田隆 → 松田敬志
隆(たかし)を全く違う和正にする場合と
読み(たかし)は同じでも漢字を変える場合です。
どちらにしても自分の名前が悪いという思いが
入っています。
この自分の名前が悪いという思いが
問題だと思います。
自己否定、自己卑下から入って果たしてうまく行くのか?
よく改名して良くなった感想や体験を見ることがありますが、
根本的なところで間違っている感じをうけます。
親からいただいた名前です。
できれば肯定的に受け取りたいものです。
この名前はこんな意味を持ち、この使命がある
せっかくいただいた名前だから十二分に発揮していきましょうと
伝えるのが名前のことだま®です。
襲名、改名ではなく、第三の名前の見方、それが
名前を紐解く解明をしているのが名前のことだま®です。
万が一、改名している人には次のアドバイスをしています。
1、改名する前の名前に戻ることができるようでしたら
戻してください。
2、もし使い慣れて今更元の名前にもどすのが難しい場合は
無理して戻す必要はありません。
ただ改名してつけた名前は悪いから変えたのでは無く、
あたらしい意味づけの名前として見ます。
芸名や屋号のような気持ちで使ってください。
従来は改名すると本来の名前は切り捨てられますが
名前のことだまでは本名を隠して本来持っている
名前の働きが更に強くなると見ていきます。